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病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。 の商品レビュー

4.6

31件のお客様レビュー

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2024/10/20

イラストのタッチが優しくてとても読みやすかったです。 この本を読むと自分の新人時代を思い出して辛くなる…。 もっともっと余裕がなかったなと。 その時代があるから今は患者さんに寄り添いたいと思うようになれたんだけれど。 初心を忘れずにですね。

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2024/07/10

看護師を目指している高校3年生です。看護師を目指す上で医療系の本を読もうと思い手に取りました。 看護師というと完璧に淡々と仕事をこなしているというイメージがありましたが、最初からそうではなく、それぞれの経験が積み重なってできていくもので、人と人との関わりが自分を強く成長させてくれ...

看護師を目指している高校3年生です。看護師を目指す上で医療系の本を読もうと思い手に取りました。 看護師というと完璧に淡々と仕事をこなしているというイメージがありましたが、最初からそうではなく、それぞれの経験が積み重なってできていくもので、人と人との関わりが自分を強く成長させてくれるものなのだとわかりました。 自分が看護学生になってから行き詰まった時、新人看護師になった時などにまた読みたいし、おまもりのように大切にしたい一冊となりました。

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2023/11/16

深い、看護師は深い. 感謝だな.生と死の境目にいたり… 元気になってもらって 退院見届けたり… 感動する作品だった.

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2023/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新人看護師として、死について、自分にできる仕事とは何かについて、自分も悩み、先輩や同僚たちも悩んでは、向かう道を見つけて、そうやって病院スタッフは働いているんだ、ということがとてもよくわかる。絵と字が可愛くて、表情が素晴らしくて、感情が伝わりこちらも号泣してしまうような本だった。医療関係者が、みんなこのくらいの暖かい気持ちで仕事ができていればいいのに、と強く願う。

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2023/06/27

イラストが可愛く、綺麗な字で読みやすかった。 看護師の視点で描かれているが、介護士の自分にも共感する内容が多く、楽しめた。 末期ガンであとは死ぬのを待っている患者に対して、看護師の自分に何ができるのだろうと苦悩する場面。 大切なのは、患者の気持ち。 その人が何を望んでいるのか。 ...

イラストが可愛く、綺麗な字で読みやすかった。 看護師の視点で描かれているが、介護士の自分にも共感する内容が多く、楽しめた。 末期ガンであとは死ぬのを待っている患者に対して、看護師の自分に何ができるのだろうと苦悩する場面。 大切なのは、患者の気持ち。 その人が何を望んでいるのか。 それを忘れ、ただ喜ばせたいからこれをしようとついつい考えてしまいがちだ。 人間の死と生に密接に関わる看護師という仕事は、患者の精神的なケアも携わるのだから負担も大きい。感情労働の最もたるものだ。 ただ、著者の仲本りささんは、大変な日々の中でも患者のことを考えている。 どうすれば患者にとって良い過ごし方ができるのだろうと思いを巡らす看護師が自分の担当になってくれたら、誰だって嬉しいと思うのだ。 インスタを見たら2冊目も出たようである。 楽しみ!

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2023/05/30

著者は現役看護師の仲本りささん。コミックエッセイというか、絵日記のような感じでとても読みやすいです。 この1巻は看護師になりたての頃のエピソードが書かれています。何度読んでも涙が出てしまう温かいエピソードがたくさんです。 登場人物(本人、先輩、同期、医師)が皆、まっすぐで強く...

著者は現役看護師の仲本りささん。コミックエッセイというか、絵日記のような感じでとても読みやすいです。 この1巻は看護師になりたての頃のエピソードが書かれています。何度読んでも涙が出てしまう温かいエピソードがたくさんです。 登場人物(本人、先輩、同期、医師)が皆、まっすぐで強くて優しい。きっと嫌なことも辛いこともたくさんある仕事だと思うのに、どうしたらもっと患者さんや家族に寄り添えるか考える姿に、こんな看護師さんに看てもらえたらいいなぁと思いました。 作中で、著者が人が亡くなるのが怖いと書かれていて、私も人が亡くなることがとても怖いので、なんだか少しホッとしました。

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2023/04/16

可愛いイラストととてもグッとくる内容の看護師さんのエピソードに最後は泣いてしまいました。私自身、看護師をしていてリンクするような体験をしていますし、同じように感じ、同じように悩んできているということを知ることが出来て安心した部分もあります。看護師で無い人でもこんなことを考えながら...

可愛いイラストととてもグッとくる内容の看護師さんのエピソードに最後は泣いてしまいました。私自身、看護師をしていてリンクするような体験をしていますし、同じように感じ、同じように悩んできているということを知ることが出来て安心した部分もあります。看護師で無い人でもこんなことを考えながらケアをしているのかということに触れてもらえると自分や家族が病気になった時に安心して入院出来るのではないかなと思いました。是非、一読を!

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2022/08/01

著者の仲本りささんが新人だった頃の実話です。 泣けます。 とても良い作品です。 絵のタッチや言葉ひとつひとつから仲本さんの心が表れているなと思いました。

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2022/05/03

イラストエッセイなので、とても読みやすく、1時間ほどで一冊読めました。 患者さんやりささんが不安な時は影を濃いめにつけたり、心が緩んでる患者さんには綺麗な色で塗られていたりと、イラスト一つひとつ丁寧に描かれているのがわかりました。 敗戦から学ぶことはない。だから腕を磨くしかない...

イラストエッセイなので、とても読みやすく、1時間ほどで一冊読めました。 患者さんやりささんが不安な時は影を濃いめにつけたり、心が緩んでる患者さんには綺麗な色で塗られていたりと、イラスト一つひとつ丁寧に描かれているのがわかりました。 敗戦から学ぶことはない。だから腕を磨くしかないよ。 この言葉は医療だけでなく、分野問わずに言える事だなぁ。 多忙な業務の中でも、患者さんと寄り添う気持ちを忘れずに。 良書でした。

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2022/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読了。 病院とはどういう職場なのか 看護師さんのお仕事はどんな内容なのか 以前から興味があったのと 表題の「ヘンテコ」という表現が少し気になって読んでみました。 イラストエッセイという形態の本を初めて読んだのですが、医療従事者ではない自分にとっても分かりやすく、ユーモラスな場面からシリアスな場面まで多彩に描いてあります。 ただ分かりやすいだけではなく おそらく現場を経験した人にしか分からない 言葉にできないような行き場のない感情がとても印象的で、そこはイラストにしかできない表現がありました。 読み終わってみると 〝ケア〟ということを改めて考えさせられました。 それは明確な答えが無いものでもあり、その為に医療従事者の方々は日々葛藤を続けているんですね... でもそれを〝業務〟として、社会が一方的に押しつけてきたのではないか...とか思ったり。 産婦人科のエピソードも印象に残りました。 序盤では多忙な業務を手伝ってくれないベテラン助産師さんが、緊急時では冷静に状況判断して行動するシーン。 ベテランの経験値もあるのでしょうが、冷静な状況判断には体力的・精神的余裕もないと難しいのではないかと思います。 全員が多忙な状態というのは、実は危険なのではないかとハッとさせられました。 最初に気になっていた「ヘンテコ」という表現は 読み終わってから考えると 人間の生死と否応なく直面する医療現場を 必ずしも悲劇的で深刻なものとは捉えない著者の姿勢が感じられました。 コロナ禍でさらに医療従事者の方々への負担が増している一方、一般の方々にも何か出来ることがあるかもしれません。

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