悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される(6) の商品レビュー

ぷにちゃん(著者),成瀬あけの

2021/05/13

お互いのことを想っているからこその隠しごと。相手を守るためだったり、自分が嫌われたくないからだったりと理由は色々あるけれど、本当のことが分かっても、ティアラとアクアの関係はブレなさそう。それでも今のいい関係が崩れるのか怖いと感じてしまうのは理解できるけれど…。ティアラの最大の秘密と、アクアの大きな決断。この２つの大きな出来事を力を合わせて乗り越えたことで、信頼関係が強固になるのが分かって嬉しくなった。

2021/04/18

ティアラ以外に祝福を贈っていなかった森の妖精王キースが、ついにアクアスティードに祝福を贈る。それがすごく不服そうに、「ティアラを泣かしたら承知しねーぞ」って言ってて、キースかわいいかよ....！ってによによした。あとは、ティアラたちが、前世の記憶持ちということをアクアスティードに暴露せざるを得なくなり打ち明けるんだけど、隠し通すことを諦める状況。危機解決のために自分にできることをと奔走するティアラの元に駆けつけるアカリの駆けつけ方。個人的に楽しいと思うポイントがいくつもあって楽しかった。アクアは星空の王になり、マリンフォレストでも即位。フェレスたちも消えず、病に伏せった王も回復、眠りについていた海の妖精王パールも目覚め、絵に描いたようなハッピーエンド。