ブラック・ベルベット の商品レビュー
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多田からの依頼で、イスラム圏のT共和国で失踪した科学者を追っていた神原恵弥。だが、ターゲットは目の前で通り魔に殺されてしまう。かつての恋人・橘との異国での再会や、幻の鎮痛剤「D・F」の影をちらつかせる謎の男〈アンタレス〉、満が話す「黒い苔に覆われた死体」の噂が恵弥を翻弄する。〈神原恵弥シリーズ〉第3作目。 冗長。地の文と台詞で全く同じことを繰り返している箇所が多すぎるし、ミスリードのためのミスリードも多すぎて萎える。それで前作とほぼ同じオチ!これはダメ。 2作目でほのめかされていた橘と恵弥の関係をどう書くかは楽しみにしてたけど、やっぱり恩田さんは男同士を書くことに執着の浅い人なのがわかった。それよりエディを書くのが楽しくなっちゃってる(笑)。1作目で満に好感を持ってたから、恵弥が内心でこんなに満をナメてたのも残念だったなぁ…。満がアンタレスかもと疑うことすらないとは。今作はさすがに恵弥がバカに見える。
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神原恵弥のミステリーツアー第3弾は、東洋と西洋が交わるT共和国 前2作のキャストも登場しながら、今回は現地の無神論者エディが加わり、トルコ観光をしながら壮大な謎を解いていく 冒頭から女性が殺され、恵弥のかつての恋人が現れたりする 果たして、女性はなぜ死んだのか? 謎のフィクサ...
神原恵弥のミステリーツアー第3弾は、東洋と西洋が交わるT共和国 前2作のキャストも登場しながら、今回は現地の無神論者エディが加わり、トルコ観光をしながら壮大な謎を解いていく 冒頭から女性が殺され、恵弥のかつての恋人が現れたりする 果たして、女性はなぜ死んだのか? 謎のフィクサー“アンタレス”の正体は? 全身が黒い苔に覆われる伝染病とは? 数々の問題がつながっていき…最後はすべてが解決する様は爽快、まるで2時間ドラマのよう 神原恵弥シリーズはまた面白くなった
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今までの登場キャラクターが大集合!って感じがよかった。相変わらず散々色んな人に振り回されてしまう恵弥がなんともかわいそう。T共和国のスパイスの香りとスッキリしたオチがよかった。
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一作目に続き三作目も満の存在感と安心感が良かったです。 シリーズの中では読後感がスッキリしてました。
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シリーズ物と知らず恩田陸一冊目に選んだ本。 主人公の説明がかなり遅れてされて不服だったけど、シリーズ3作目なら仕方がない。 DFのネタがあるとT共和国へ。 なんでも良いけど国名とか地名とか伏せるのなんか意味あるのかな。 キャラがみんな好きだー
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久々の恵弥シリーズ。 旅行中だがあっという間に読んでしまった。 今回はT共和国に仕事とプライベートの野暮用(?)で行ったはずがやはり何かに巻き込まれてしまう。 今作は前作までをちゃんと読んでいないと楽しめないかもしれない。それくらいMAZEとクレオパトラネタが多い。 個人的には慶子と満が出てきたので満足。 多田からとある女性の捜索を依頼されるものの女性は恵弥の目の前で刺殺され、依頼した多田も謎の事故?で負傷してしまう。そして恵弥の元には色々な人が現れて慌ただしい。 今までのまとめ感があるのだがこれでシリーズ終了なのだろうか? 最終盤で恵弥は選択をしなければならないフラグも立っているのでこれで終わる可能性もありえるが個人的には続いて欲しい。 恩田さん作品の中ではどこかアクションサスペンス映画(そんなジャンルはあるのだろうか?)みたいな雰囲気があってあっと言う間に読めてしまうので続編希望。
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消息を絶った女性科学者を捜索するために、神原恵弥はT国にはいる。 そこには夢のような鎮痛剤の噂があった。 恵弥の声が、子安さまで再生されるのでいかんともしがたいです。ごめんなさい。 つか、もう全体が映像化を全力で求めているよね。 T国って、トルコだけど、街並みやら自...
消息を絶った女性科学者を捜索するために、神原恵弥はT国にはいる。 そこには夢のような鎮痛剤の噂があった。 恵弥の声が、子安さまで再生されるのでいかんともしがたいです。ごめんなさい。 つか、もう全体が映像化を全力で求めているよね。 T国って、トルコだけど、街並みやら自然やら、圧倒的な映像力で見せて、じゃなくて感じさせてくる。 もう、空気感というか、熱気とか湿度とか、そういうものまで感じる。 とはいえ、これは恵弥の圧倒的なキャラクター力なのだと思う。 彼が、そう感じているから、読んでいる方も感じる。 心情的ではなく、体感としてシンクロさせてくる。 うん。 心情と体感を切り離せるのがすごいな、恩田陸。 恵弥の元カレもでてきて、謎が謎を呼んで…。 面白かったけど、オチはちょっと弱かったかな。 まぁ、シリーズとしては、これぐらいでよかったのだとは思うけれど。
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2018.03.10 恩田作品の中で好きな神原恵弥シリーズ第3弾。 恩田作品は久しぶりに読みましたが、相変わらず気になるキーワードをたくさん散りばめ、風呂敷を広げるだけ広げておいて、アレっ?これで終わり?という結末はまさにこれぞ恩田節という感じ。 結局本物のアキコ・スタンバーグについてはさらっと1行「東洋と西洋の狭間で死んだ」で終わり。そんなことある?笑 多田直純は?どうなっちゃったの?笑 その他、回収しきれていない伏線がわんさか… もやもやすることは読む前からわかっていたので、恩田作品としてはまだ読めるほうかな。 旅情ミステリーとして楽しみました。
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3作目のT国での誰が、どうなっているのか?謎が多いが全てが繋がり、振り回される恵弥が1番好きかも…。 自分の勤めている会社が何故監視されているのか、会社を辞めて独立するのか、有名になる前の話など、まだまだ恵弥のストーリーを知りたい欲求になるので続編がずっと続いていくといいなぁ
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ウイルスハンター神原恵弥シリーズ第三弾。最近読んでなかった著者ですが、これ主人公のキャラが大好きなんです。あらゆる面で凄腕でキャラも強いのに、これまた家族友人知人が負けない変人ばかり(でも優秀)しかも今回は大好きなT共和国ときたらそりゃ読みますとも。今回も恵弥の行動言動思考の運びを楽しみながら、脇を固めるみなさんにも楽しませていただきました。特にエディ!彼だけで話ができそうなかっこよさ。謎解き自体は、そりゃないぜベイベー的展開(化学兵器のあたりではそれはフィクションだとのちにわかったのでは?というところも)でしたが、恵弥自身が次の段階に向かっていて次回作も楽しみなキャラクター小説でした。
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