真実の檻 の商品レビュー
冤罪のテーマの話しで途中専門用語があり難しいかなって思ったがラストの衝撃は素晴らしい。ただ真犯人の動機がイマイチ分からなかったので☆3にしました。
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- ネタバレ
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冤罪という重めなテーマの作品だったが、社会派的な部分とミステリの部分が上手いバランスで描かれていたと思う。 育ての親か実の親か。はっきり言って、自分がその選択を迫られたら、上手く答えられる自信がない。本当に重たい話だった。
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重箱の隅をつつくと言われれば、そうかもしれないが、この作家のひとの表情や推し量る心理状態の描写には違和感を持ってしまう。 「ナイフで自分の体を傷つけてしまったような顔をしていた。」 え、どんな顔?って こういうところが結構気になって、そこここにパターン化しているので、読みづ...
重箱の隅をつつくと言われれば、そうかもしれないが、この作家のひとの表情や推し量る心理状態の描写には違和感を持ってしまう。 「ナイフで自分の体を傷つけてしまったような顔をしていた。」 え、どんな顔?って こういうところが結構気になって、そこここにパターン化しているので、読みづらい。 もういいかな、私は
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最近軽めの作品ばかり読んでいて久しぶりに重厚な社会派ミステリーを読みました!冤罪がテーマで法律の専門的な言葉も多くちょっと難しかったけどしっかり読み応えはありました。ラストのどんでん返しはまさに衝撃の一言!
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下村敦史ファンとしては見逃せない作品 期待したものの、今まで読んできた下村作品の中で一番難易度高かった 途中から「下村敦史作品だから最後まで読んで損はないやろ」という期待値だけで、言葉の意味を一生懸命(頭よくないので…)理解しながらスロースペースで読む… …が、やっぱり最後は...
下村敦史ファンとしては見逃せない作品 期待したものの、今まで読んできた下村作品の中で一番難易度高かった 途中から「下村敦史作品だから最後まで読んで損はないやろ」という期待値だけで、言葉の意味を一生懸命(頭よくないので…)理解しながらスロースペースで読む… …が、やっぱり最後は秀逸だった! やっぱり二転、三転ある! 洋平の状況が…涙 クイズ王の伊沢さんで読んでたんで(結構すき) クイズノックの動画観て切なくなった…(関係ない)
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冤罪か… しかも、育ての父と血の繋がった父とどっちかが犯人って… 母が亡くなってはじめて知る真実。 死刑確定して捕まってる実の父。今まで、お父ちゃんと思ってた人とは、血が繋がってない。 でも、血より絆やろ!って私なら思う! 思うけど、そら捕まってるお父ちゃんが、無実で、育ててく...
冤罪か… しかも、育ての父と血の繋がった父とどっちかが犯人って… 母が亡くなってはじめて知る真実。 死刑確定して捕まってる実の父。今まで、お父ちゃんと思ってた人とは、血が繋がってない。 でも、血より絆やろ!って私なら思う! 思うけど、そら捕まってるお父ちゃんが、無実で、育ててくれたお父ちゃんが真犯人かもしれんってなったら話は別やわな。 確かに時効になってるんで、真犯人は罪には問われんかもしれんし、自白したって自分は何もないし、無実の人だけ助かるって言ってもな。 刑務所入らんでも、社会的制裁ってヤツがね。マスコミに追われ、後ろ指さされ… 何か解決しても、素直には喜べん気持ちやな。 殺された親には、悪いけど、結婚なんか子供の自由にさしたり〜!とは思うな…
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『冤罪』をテーマにした作品でいろいろ法律用語(?)も出てきて難しい感じもしましたが、続きが気になり1週間もかけずに読みきってしまいました! お互いの父の自白には驚かされました。
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ページを捲る手が止まらない。何度も一旦ここで区切ろうと思っても、次が気になり本に手が…洋平くん(涙) 久しぶりに社会派ミステリーを読んだ。最近軽めの本ばかり読んでたから、難しい部分もあったけど読み応えはしっかりたっぷり。 現実の世界の検察官や裁判官はどうなのだろうとちょっと不安に...
ページを捲る手が止まらない。何度も一旦ここで区切ろうと思っても、次が気になり本に手が…洋平くん(涙) 久しぶりに社会派ミステリーを読んだ。最近軽めの本ばかり読んでたから、難しい部分もあったけど読み応えはしっかりたっぷり。 現実の世界の検察官や裁判官はどうなのだろうとちょっと不安になる。
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亡くなった母親の遺品を整理する最中、大学生の石黒洋平は「赤嶺信勝」という差出人からの手紙を複数見つける。他にもその男と思われる人物が母親の腹部をなでるようなポーズを撮った写真もあった。もしかしてこれは、自分の本当の父親ではないのか。気になって調べ始めた洋平はやがて、赤嶺信勝が母...
亡くなった母親の遺品を整理する最中、大学生の石黒洋平は「赤嶺信勝」という差出人からの手紙を複数見つける。他にもその男と思われる人物が母親の腹部をなでるようなポーズを撮った写真もあった。もしかしてこれは、自分の本当の父親ではないのか。気になって調べ始めた洋平はやがて、赤嶺信勝が母親の両親を殺した連続殺人犯として逮捕され、死刑判決を受けた人物であると知る。 冤罪を扱った作品ではあるが、単純に悪意によって作られたものではなく、大切な人を思って自ら望んだ冤罪というものも存在するのだというのを知らされる。真実を追求したことで、次々と自分の首を絞めていくような展開に陥っていく主人公だったが、最後には光が見える結末で救われる。
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人間ドラマとミステリの面白さ、そしてなにより社会派の絡み合いが良くて引き込まれなおかつ意外な結末に感情がうってなりました。
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