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センベイブラザーズのキセキ の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2020/01/29

この本を読んでから、せんべいブラザーズのファンになりました。実際に美味しいですし、値段に見合った価値を感じます。

Posted byブクログ

2019/07/24

【せんべいを、おいしく、かっこよく。】  センベイブラザーズとは、東京都江戸川区にある煎餅工場、笠原製菓の4代目兄弟が展開する小売りブランドである。煎餅職人の弟が焼き、約20年デザイナーとして働き、煎餅に関して素人の兄が販売する。本書は、兄である笠原健徳が主に執筆した。「せんべ...

【せんべいを、おいしく、かっこよく。】  センベイブラザーズとは、東京都江戸川区にある煎餅工場、笠原製菓の4代目兄弟が展開する小売りブランドである。煎餅職人の弟が焼き、約20年デザイナーとして働き、煎餅に関して素人の兄が販売する。本書は、兄である笠原健徳が主に執筆した。「せんべいを、おいしく、かっこよく。」をコンセプトに、20種類以上の煎餅を、こだわりのパッケージにより自らの手で販売し、六本木ヒルズや星のや東京をはじめとする、様々なホテルやファッションブランドともコラボレーションを行っている。 「せんべいを、おいしく、かっこよく。」は、2015年から掲げている言葉である。このコンセプトをもとに、機械には出せない、手間暇がかかった人間味のある煎餅を、パウチがついたおしゃれで斬新なパッケージで販売されている。兄は自分自身でも煎餅の素人と自称しているが、業界に染まっていないからこそのアイディアが大ヒットの大きな理由の1つにもなっている。また、自分たちのやりたいことを明文化し、発信し続けることが大切であるという。  ここまでを読むと順調に煎餅販売を行っているように思えるかもしれないが、兄の健徳氏が家業を継ぐまで、倒産寸前に追い込まれていた。2代目である父の病、融資のストップ、借金、さらには煎餅が売れないなど、大きな問題を抱えていた。私は本書を読み、諦めずにがむしゃらに行動し続けたからこそ、この危機を乗り越えることができたのだと思った。普通であれば諦めてしまうほど追い込まれていた小さな町工場を、先代との約束や、苦労して支えてきた母への親孝行を目標に頑張る兄弟の生き様に感動した。また、本書を通してセンベイブラザーズの信頼関係の素晴らしさがよく分かる。よく、今の時代はこれが流行しているからといって流れに乗ったり、万人受けを狙った物を開発したりしようとしがちだが、センベイブラザーズは違う。自分の食べたい味を追求して作った結果、自分が一番のファンになり、それが多くの人に支持されるようになった。AIやロボット化が進む今、人間にしかできないことは楽しむことであり、「笑顔」には計り知れないほどのパワーがあるという。  私にも職種は違うが家業があるため、家業や家族に対する想いが心に響いた。足りない部分でなく、伸びる部分を探し、そこに光を当てることが大切だと書かれているのだが、この言葉を家族にも共有したい。また、本書を読めば、センベイブラザーズの煎餅を買いに行こうと思うだろう。

Posted byブクログ

2018/07/29

たまたま両国の東京商店で出会ったセンベイブラザーズの煎餅にはまり過ぎて本まで読んでしまった。なかなか手に入らないけど、「極みわさび」がお勧め。

Posted byブクログ

2018/07/25

地元の煎餅屋さんの本。 新川朝市や駅前で売ってる煎餅工場のイメージ。 最近見ないと思ったら大化けしていた。 短期間で成長出来たのは良かった、と思う半面。 工場直売がほとんど行われなくなったのは残念。 適当に配ってた同僚達に、そのうち買えなくなるよと言えば良かった。 ほのぼのと楽し...

地元の煎餅屋さんの本。 新川朝市や駅前で売ってる煎餅工場のイメージ。 最近見ないと思ったら大化けしていた。 短期間で成長出来たのは良かった、と思う半面。 工場直売がほとんど行われなくなったのは残念。 適当に配ってた同僚達に、そのうち買えなくなるよと言えば良かった。 ほのぼのと楽しい本だった。

Posted byブクログ

2018/11/03

受注生産の時期は『モチベーションも「いい仕事をしよう」というより、「怒られない仕事をやろう」という心持ち。そこには作り手としての工夫も何もない。』

Posted byブクログ