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川の光 の商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2024/03/17

タータとチッチとお父さんのお話。 挿絵(島津和子さん)があって読み進めるのがこれまた楽しい。 ハラハラドキドキしながら読みました。 タミーも大好きです!

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2021/07/01

買ったものの随分放置していた本をようやく読み終えました。「冒険者たち」はやっぱりスゴイ作品だな、と改めて痛感。あの名作があるから、比べられちゃうのは仕方ないだろうけど、なんか中途半端にリアルで中途半端にファンタジーな辺りが引っかかるんですよね。 クマネズミの生態をよく知らないの...

買ったものの随分放置していた本をようやく読み終えました。「冒険者たち」はやっぱりスゴイ作品だな、と改めて痛感。あの名作があるから、比べられちゃうのは仕方ないだろうけど、なんか中途半端にリアルで中途半端にファンタジーな辺りが引っかかるんですよね。 クマネズミの生態をよく知らないのですが、セミの死骸を「毒があるかもしれないから」と食べないのはなんか違うと思う。人間の残飯を主食にしている(ように描かれている気がする)なら、川の付近に住むこだわりも分からないし。 そもそもネズミの新陳代謝的に人間と同じ3食体制では無いし、年齢が違う兄弟がずっと親と行動しているのも…とか色々ツッコミ出すときりがなくて。いやファンタジーだよ、という割にはあまりファンタジーでもないしなぁ。 ただ、こういうネズミが主役の物語にしては悪い猫ではなく、良い猫が出てきたのでそれは嬉しかったです。後、タミーが可愛い(笑)

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2021/06/27

久しぶりの児童書。 つい自分の今の状況に似た本を手に取りがちだけど、たまにはこういうのもいいね。 というかもっといろんなジャンルの本を読んだ方がいいよなぁ。知らなければその存在を認識すらすることもないし。 ネズミや雀、犬やネコにモグラ。小さな生き物がたくさん出てきてほっこりし...

久しぶりの児童書。 つい自分の今の状況に似た本を手に取りがちだけど、たまにはこういうのもいいね。 というかもっといろんなジャンルの本を読んだ方がいいよなぁ。知らなければその存在を認識すらすることもないし。 ネズミや雀、犬やネコにモグラ。小さな生き物がたくさん出てきてほっこりした。“ノスリ”なんて鳥がいることも知らなかった。調べたらザ・猛禽類って感じで驚いた。 ぜひ帝国との戦いが読みたいのだが、どこかで読めるのだろうか。

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2020/04/29

児童文学侮るなかれ。 恐らく都下の自然が残る川べりに住むねずみ家族が、河川の暗渠工事に伴って引っ越しをする話です。 色々な生き物たちに助けてもらいながら、新天地を目指す彼らの姿に感動します。我々がまだ歩く以外の手段を持っていなかった時代、途中で出会う人たちと一生会わないという事は...

児童文学侮るなかれ。 恐らく都下の自然が残る川べりに住むねずみ家族が、河川の暗渠工事に伴って引っ越しをする話です。 色々な生き物たちに助けてもらいながら、新天地を目指す彼らの姿に感動します。我々がまだ歩く以外の手段を持っていなかった時代、途中で出会う人たちと一生会わないという事はざらだったのだと思います。彼らもねずみなので、移動には非常にリスクが伴います。途中で縁をつないだ仲間たちと別れて、一生会わないであろう彼らの友愛にぐっと胸を突かれます。 本書を読んでいると、人間が勝手に行う工事で小動物の住処が奪われることに憤慨しますが、実際身近にある内容だし、大自然とは言えない身近な環境変化に関しては無関心な自覚があります。 色々なものを擬人化することによって、小さな住民たちに親しみを持つ事が出来ます。この本を読んだ子供たちは道端の木の穴や、川の護岸の排水口などにねずみの親子が暮らしているのではないかと考えることでしょう。おっさんである僕でさえ思いましたから。 色々な視点から世の中を見る事ができる本という存在は本当に素晴らしいです。孫が出来たら読ませたい本がさらに増えました。

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2019/02/08

次から次へと訪れるピンチと仲間の繰り返しにページをめくる手がとまらず、2時間半ほどで一気読み。とてもわくわくした。 タータの勇気や成長ぶりに目を見はり、チッチの愛くるしさやリーダーシップの片鱗に目を細めたくなる。 川に住む、その最初の決意が揺らぎそうになるたびタータは深く自問し、...

次から次へと訪れるピンチと仲間の繰り返しにページをめくる手がとまらず、2時間半ほどで一気読み。とてもわくわくした。 タータの勇気や成長ぶりに目を見はり、チッチの愛くるしさやリーダーシップの片鱗に目を細めたくなる。 川に住む、その最初の決意が揺らぎそうになるたびタータは深く自問し、自分にとってなにが大切かを考える。いっときの安心や、弟のため・・・という名目ではなくて、自分がどうしたいかと考える、その様子にはっとさせられた。ほかにも、タータが猫のブルーに受けた恩を小スズメに返そうとするところや、グレンの仲間たちが「希望」「友だち」の言葉をあらためて思い出すところなど・・・人が大切にしなければならないことが、動物たちの世界で語られている。

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2018/07/17

読売新聞に連載当時、とびとびに読んだ記憶が微かに残る。お父さんとタータとチッチの兄弟、3匹のネズミの家族の冒険。自分たちらしい暮らしを守ろうとする生き方に魅力を感じる。お父さんの素晴らしいことば。兄弟も少しずつ成長する。障がいになるのは大人にイタチそして大きなネズミ。助けてくれる...

読売新聞に連載当時、とびとびに読んだ記憶が微かに残る。お父さんとタータとチッチの兄弟、3匹のネズミの家族の冒険。自分たちらしい暮らしを守ろうとする生き方に魅力を感じる。お父さんの素晴らしいことば。兄弟も少しずつ成長する。障がいになるのは大人にイタチそして大きなネズミ。助けてくれるのも大きなネズミ。そしてスズメ!や犬!猫!子供!に大人! 見た目が違い、普通なら敵対するものが協力することがあるのが嬉しい。

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2018/05/30

平和な川辺の暮らしは突然失われた。安住の地を求め、旅に出たチッチとタータを襲う試練、思いがけない出会い……小さなネズミ一家の大きな冒険譚!

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