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心にのこる、書きかた、伝えかた の商品レビュー

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2020/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あとがきに、この本はある意味自分史と書いてあった。その通りなんだと思う。 書いている内容は頷けるものもあるが、実体験と政治思想が混ぜ込まれていて、本題に集中できない。 タイトルに惹かれて手にとったが、読み始める前に筆者の経歴はある程度確認すべきだと思った。

Posted byブクログ

2019/04/20

なかなか面白かった。4日に1冊本を出すという著者は、一日最低50枚のノルマを課しているとのこと。 この手のジャンルでは私の基準で最高の星4つとした。 下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる: 29:欧米列強の植民地支配は各地の母国語を抹殺。しかし日本語は、乱れているとは言えま...

なかなか面白かった。4日に1冊本を出すという著者は、一日最低50枚のノルマを課しているとのこと。 この手のジャンルでは私の基準で最高の星4つとした。 下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる: 29:欧米列強の植民地支配は各地の母国語を抹殺。しかし日本語は、乱れているとは言えまだ生き残っている。 64:なるべくひらがなを使う。感じは「肉るい」、「値だん」というようにまで省略する。(「暮しの手帖」の創設者の方針。) 128:スピルバーグは新作を造る前には必ず、黒澤明の「七人の侍」を見るとのこと。それほどまでの映画の基本。 139:参考になりそうな本。「日本の色世界の色」永田泰弘監修。 153:空気を描く。創作とは、読者よりも前に作者が遊ぶもの。 168:実用書にはQ&A方式が有効。 170:芥川はダッシュ「ー」を多用した。・・・なども有効。著者はタドン「●」を行の頭によく使うとのこと。

Posted byブクログ