クマと少年 の商品レビュー
少年とキムルン(キムンカムイ)の話 キムルンを神の国に送るため、少年が大人になったときに自分の手で送るのはとても辛かったことだろう。
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2023.1.12 5-3 2022.12.15 4-1 2022.7.14 5-1(紹介) 2022.6.30 6-4 * 2021.10.21 5-4
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北海道で生まれ育って40年。 「知ろう」としなかった自分を恥じ入りました。 ヒグマが崇高だとか、祈る儀式をするとか、 話としては聞いていたけれど、歴史とか思いとか、 なーんにも知らなかったんだなって。 あべ弘士さんの文と絵で最初の1歩を学べたことは、 ありがたかったです。 ...
北海道で生まれ育って40年。 「知ろう」としなかった自分を恥じ入りました。 ヒグマが崇高だとか、祈る儀式をするとか、 話としては聞いていたけれど、歴史とか思いとか、 なーんにも知らなかったんだなって。 あべ弘士さんの文と絵で最初の1歩を学べたことは、 ありがたかったです。 荘厳で厳粛なアイヌの物語です。 ちいさなえほんや「ひだまり」さんセレクト、 「10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊”」より。
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「あらしのよるに」シリーズは読んだけど、著者が旭山動物園で働いていたかたとは知らなかった。アイヌの少年とクマの交流のものがたり。 あとがきにもあるけど、部外者には理解しようと思ってもできない世界があるのだろう。クマの気持ちも実際のところ、分からないし。 違いが尊重できる社会だとい...
「あらしのよるに」シリーズは読んだけど、著者が旭山動物園で働いていたかたとは知らなかった。アイヌの少年とクマの交流のものがたり。 あとがきにもあるけど、部外者には理解しようと思ってもできない世界があるのだろう。クマの気持ちも実際のところ、分からないし。 違いが尊重できる社会だといいな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とあるコタンに生まれた少年と、彼と共に育つ子グマの物語。 アイヌ民族が行うイオマンテ(熊送り)の儀式について、知識としては多少知っていましたが、実際にそれを行ってきた人々の心情とはどんなものだったのだろう?と、以前から興味がありました。 大切に育ててきた子グマの魂を神の世界にお返しするのは、大事な儀式とは云えやはり悲しいのではないか、寂しいのではないか? 著者のあべ弘士さんがお話を聞いたアイヌのおばあさんは、自分が育てた子グマを送った時は「オイオイ泣いた」と語った、とありました(あとがきより)。 それでもこの儀式が粛々と執り行われて来たのは、野生動物としてのヒグマへの、引いては大自然に対する畏敬の念の表れであり、それらと対峙して生きる人々の強さと誇りを物語っているのだな……と感じました。
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あべ弘士さんはね、動物をテーマに絵本をかいていて、気のいいおじさん。でも、絵本は熱いんだ。イオマンテ、アイヌの死生観について、考えさせられる。 北海道の絵本作家といえば、あべ弘士さん。エゾオオカミ物語、タンチョウは悪代官か?そして、今回出版された「クマと少年」鮮やかなグリーンと見...
あべ弘士さんはね、動物をテーマに絵本をかいていて、気のいいおじさん。でも、絵本は熱いんだ。イオマンテ、アイヌの死生観について、考えさせられる。 北海道の絵本作家といえば、あべ弘士さん。エゾオオカミ物語、タンチョウは悪代官か?そして、今回出版された「クマと少年」鮮やかなグリーンと見事な描写。 素晴らしすぎるよ〜。 昔、アイヌモシリと呼ばれていた頃の話です。
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