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デザインが日本を変える の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2018/07/09

とても刺激を受けた ・マツダのブランドをどのように改革し育ててきたか ・デザイナーにとっての言葉とカタチ ・ご神体づくり

Posted byブクログ

2018/06/24

マツダ本の中でも圧倒的に面白い。スカイアクティブは触れられてきたが、同時に始まったデザイン革新についてはあまり触れられてこなかった中、張本人が濃密に語り尽くした。デザインそのものや産みの苦しみだけでなく、デザインの一貫性独立性を確保するための組織間の縄張りまで緻密に描かれている。

Posted byブクログ

2018/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本書にはマツダの"魂動"デザインがどのようにして誕生したのか、その経緯や葛藤について記述されている。特に強く印象に残っているのは2箇所。 「私に言わせれば、大事なものは常に外ではなく自分たちの中にある。(p.53)」、「他人の言っていることを受け入れられなくなってしまった瞬間からもう自分しか残らないわけで、その人はそこ止まりですよ、だから常に耳は謙虚でいることが大事。(p.227)」 マツダのデザイン、アイデンティティ、ブランドを追求していく過程において、大切であったのは他社や顧客を向いた外部的な思考ではなく、自分たちの歴史を振り返るというシンプルな内向きの思考であった。これはシンプルなことであるが、内省を深めるというのは非常に手間のかかる、膨大な工程だったと想像する。 今後企業の競争優位性はデザインにシフトいく、という議論があちこちで行われている近年、誰よりも鋭敏な感覚を持ち、それを具現化することのできるデザイナーと共創していくことの重要性が増していくと考えられる。言語化できる/できないという壁を越え、どこよりもこだわり抜いた作品を提供し続けるマツダの動向を今後も追っていきたい。

Posted byブクログ

2018/06/25

学生の頃、車を持っていることがステータスだったはずなのに、今は車を持ちたいと思う人が減っているらしい。。。それは学生だけじゃなくて社会人でも同じらしい。。。(何だか夢がない。。。笑) と言いながら、今自分も車を持っていない。確かに都内に住んでいたら使う機会なんてほとんどないし、...

学生の頃、車を持っていることがステータスだったはずなのに、今は車を持ちたいと思う人が減っているらしい。。。それは学生だけじゃなくて社会人でも同じらしい。。。(何だか夢がない。。。笑) と言いながら、今自分も車を持っていない。確かに都内に住んでいたら使う機会なんてほとんどないし、カーシェアリングとか便利なサービスもどんどん出てくるので車を所有している意味は薄れている。 でも、「格好イイ!」車があったら単純に欲しい。世界一格好イイ車を日本メーカーが作っていると聞いたらどう思うだろうか?耳を疑いたくなるが、実は本当の話し。それも、大衆車の筆頭格だと思っていた「マツダ」がそんな車を作っていたなんてびっくり! ただのデザイン本ではなく、「仕事の哲学」を感じる一冊だ。(外資に身売りして、そこから手放されて、独自路線。そんな紆余曲折の中でどうやって再建したのかストーリーも興味深かった) そして、ちょっとおまけ的に「マツダ」のコンセプトカーに関する動画まとめ! 【動画まとめ】 https://note.mu/avacha/n/n2375fb849c8d

Posted byブクログ