天皇と儒教思想 の商品レビュー
図書館で借りた。 宮内庁・皇室のあり方は何度もニュース・ワイドショーで取り上げられており、神道教義の「かくあるべき!」な声を耳にした人は多いと思う。そんな天皇家の在り方について、一石を投じた1冊。 サブタイトルにあるように「伝統がどのように作られたか」という観点で、史実を紐解いて...
図書館で借りた。 宮内庁・皇室のあり方は何度もニュース・ワイドショーで取り上げられており、神道教義の「かくあるべき!」な声を耳にした人は多いと思う。そんな天皇家の在り方について、一石を投じた1冊。 サブタイトルにあるように「伝統がどのように作られたか」という観点で、史実を紐解いていく。 大雑把にこの本を説明すると、「今日言われている”伝統”は、ほんの100年前に作られたにすぎず、江戸以前はそんなこと無かったよ」な話が主だ。伝統重視な意見に対する反論文献と思えば分かりやすいと理解している。 「一世一元の採用経緯」「太陽暦採用の理由」などは参考になった。
Posted by
お田植とご養蚕 山陵 祭祀 皇統 暦 元号 著者:小島毅(1962-、高崎市、思想史)
Posted by
- 1