母のがん の商品レビュー

ブライアンフィース【著】,高木萌【訳】

2019/01/06

身内、その中でも、お母さんが病気になってしまったら、大抵の家庭で、皆が頭を抱えるのではないだろうか。私は、いつも気にかけてくれたり、励ましてくれていたのが母であったことに、気づかされた。
この本を手に取ったのは、母とどう接すれば良いかのヒントが欲しかったから。
マンガに書かれている皆の表情は、大げさでない方法で現状を表していて、共感することが出来た。

2018/05/24

60代前半で生涯にわたる喫煙の結果、ステージⅣの肺がんだと診断された母と、その子どもたちの治療と介護の物語。肺から脳に転移していて、ある日脳硬塞になったことで肺がんが分かる。とにかく、煙草は身体に悪いのねってことだけは強く描かれているし、治療は大変だと思う。この人たちがいまどうなっているのか、分からないけれど2002年の話のようで余計に気になる。辛いな、病気は。そう思った。