復活の日 新装版 の商品レビュー
小松左京の長編の中で1番好き 細かく雑でない描写なのにスケールがデカく、その両端の感覚に乖離が起こらなかったのでスゴイ
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COVID-19発生の50年以上前にこの作品が書かれていたなんて、 作家の想像力ってすごいな、と改めて思う
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『果てしなき〜』に続き、小松作品二作目。途中の〈地球誕生〉パート・・・こういうのは映像なら良いが、文章だと酷く退屈でした。ここが唯一の不満点。それ以外は大変良かったです!南極以外の大陸の人々が徐々に亡くなっていく描写は今のこの状況(コロナショック)を鑑みると大変な恐怖を感じました...
『果てしなき〜』に続き、小松作品二作目。途中の〈地球誕生〉パート・・・こういうのは映像なら良いが、文章だと酷く退屈でした。ここが唯一の不満点。それ以外は大変良かったです!南極以外の大陸の人々が徐々に亡くなっていく描写は今のこの状況(コロナショック)を鑑みると大変な恐怖を感じました。また大学教授のラジオでの公開授業のシーンは、こう…何とも言えぬいろんな感情が胸に込み上げてきました…(涙)。小松先生が一番言いたかったことなのかな、と——。ぜひトランプ、プーチン両大統領に読んでもらいたいね。途中読むのが多少辛い場面もあったが、星四つ半。
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50年以上前に描かれたとは思えない、リアルすぎるSF作品。 COVID-19が流行っている今の世界を予言していたとしか思えない…。
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「たかがかぜ」だと侮っていたばかりに気づいていた時にはもう遅かった。これだけ栄えた文明が、私たちがある意味平和で過ごしきた日常が、こうもあっさりと、未知なるウィルスによって、それも短期間で崩れていってしまう様が妙にリアルで、現在のコロナ禍の状況に重なる部分も多くあって余計に恐ろし...
「たかがかぜ」だと侮っていたばかりに気づいていた時にはもう遅かった。これだけ栄えた文明が、私たちがある意味平和で過ごしきた日常が、こうもあっさりと、未知なるウィルスによって、それも短期間で崩れていってしまう様が妙にリアルで、現在のコロナ禍の状況に重なる部分も多くあって余計に恐ろしいと思いました。 たまたま生を受けた私達が地球という星で暮らしていますが、広い宇宙からすれば本当にちっぽけな存在。チリも同然ですよ。でもね、そこには確かに命を繋いできた人類の歴史があるし、絶望しながらも途絶えさせてはいけないという人類の意地というか、生への執着を感じました。 最後のオチもなんとも言えない皮肉な結果でしたね。
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60年近く前、1964年の作品。現在のコロナの状況の中で読むと、リアルな恐ろしさが増してくる。 「復活の日」は、以前、映画の宣伝をみたくらいで、小松左京作品って、ほとんど読んだことなかったけど、科学的な知識に基づいたストーリーがリアルで怖い。他の作品も読んでみよう。「日本沈没」「...
60年近く前、1964年の作品。現在のコロナの状況の中で読むと、リアルな恐ろしさが増してくる。 「復活の日」は、以前、映画の宣伝をみたくらいで、小松左京作品って、ほとんど読んだことなかったけど、科学的な知識に基づいたストーリーがリアルで怖い。他の作品も読んでみよう。「日本沈没」「首都喪失」かな。
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怖かった! コロナ禍の中にいる今だから、この物語が現実になってもおかしくないと戦慄してしまう。 第一部でヘルシンキ大学教授がラジオ講座の中で訴えていた、人類がこの災厄に対処できる「全人類共通」の知性と技術を持っていたら、という言葉に深く頷いた。 今、本当に世界が一つになってコロナ...
怖かった! コロナ禍の中にいる今だから、この物語が現実になってもおかしくないと戦慄してしまう。 第一部でヘルシンキ大学教授がラジオ講座の中で訴えていた、人類がこの災厄に対処できる「全人類共通」の知性と技術を持っていたら、という言葉に深く頷いた。 今、本当に世界が一つになってコロナに立ち向かえば未来はずっと良くなるのに、、、
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1964年の作品(50年以上前!?)。専門的な内容が多くそもそも文章が高尚なので、読むのが大変だった。終わってみて咀嚼してみると、リアリティもスケールの大きさも復活の展開もすごかった。ご都合主義のカケラもない重厚な作品。
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