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福田和代(著者)
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東京消防庁の火災捜査官は火事の原因を追究するのが担当。連続放火事件をひも解くうちに、警察と協力体制となったけれど、縄張り争いというか担当範疇を越えた捜査のようになり。いかにもお役所的な主人公でありながらちょっと熱血のような行動をしてしまうところが面白い。
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主人公の東が火に魅入られているあたり、どうにも危うい雰囲気の物語でした。ミステリーとしてもなかなか魅力的なストーリーでした。