日本の神社100選 カラー版 の商品レビュー
⭐︎4.8 コロナ前、数年に渡り神社仏閣巡りをしていた。ある程度身体がいうことをきくうちに、ふたたび始めたいと思ってこの本を購入。 嗚呼、生きてる間に詣きれるか? 旅の計画を立てるが楽しみです。 それにしても、全国津々浦々、記紀由来のお社の多いこと、やたら西の方に多いのも、記紀...
⭐︎4.8 コロナ前、数年に渡り神社仏閣巡りをしていた。ある程度身体がいうことをきくうちに、ふたたび始めたいと思ってこの本を購入。 嗚呼、生きてる間に詣きれるか? 旅の計画を立てるが楽しみです。 それにしても、全国津々浦々、記紀由来のお社の多いこと、やたら西の方に多いのも、記紀由来所以か。 鉄道の旅もいいなぁ。飛行機もありかもしれぬ。 相棒を駆って詣でるのもヨイ。 なんだか楽しくなってきた。 R6.6.12 土師神社に詣でる。社務所はありましたが、人はおらず縁起など授かることはできず。もちろん御朱印もいただけませんでした。 次はどこ行こうかなぁ。
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本書は「神社」というテーマの“ガイド”で、特定の地域を訪ねてみるという趣旨ではなく、「神社に関心を寄せ、何処かへ訪ねる場合に、一寸寄ってみる価値が高いと見受けられるような場所」を「古代史の色々な局面」との縁でグループ分けして紹介しているという一冊だ。 全国各地に数多在る神社に関し...
本書は「神社」というテーマの“ガイド”で、特定の地域を訪ねてみるという趣旨ではなく、「神社に関心を寄せ、何処かへ訪ねる場合に、一寸寄ってみる価値が高いと見受けられるような場所」を「古代史の色々な局面」との縁でグループ分けして紹介しているという一冊だ。 全国各地に数多在る神社に関しては、判り易い記録が伴う起こりが伝えられるモノも、「伝説??」というような起こりが伝えられるモノも在り、それらが起こったとされる時代も様々である。そうした中で「古代史」に関係が在るモノを選んで掲載しているというのが本書である。「〇〇地方ではかなり有名なのだが…」という神社であっても、「古代史」という切り口なので、未掲載である例も多いのだと思う。 「古代史」と一口に言っても色々だが、本書では『古事記』や『日本書紀』に関係が在るモノから、平安京遷都の頃までの奈良時代位までに起こったとされている神社を選んでいる。 本書の中での区分は<神話の時代>、<ヤマト王権の黎明期>、<ヤマト王権の創成期>、<ヤマト王権の時代>、<倭の五王の時代>、<古代「国家」の成立>、<飛鳥時代>、<奈良時代>と8つになっている。 “王権”の進展と神社という形で体現される信仰の変遷…それらが、具体的に挙がった方々の神社を訪ねてみることで感じられる…そんなことを目指したような一冊で、非常に面白かった! 挙がっている神社は、西日本のモノが多目だが、北陸、関東、更に少数ながら東北のモノも在った。 訪ねた経過が在る場所も掲載されていて、改めて思い出しながら本書の記述を読んだが、未踏の箇所も多い…美しい写真も掲載され、読んでいて愉しい一冊だ。取り出し易い場所に本書を置いて、何処かへ出る場合に参照しておきたいとも思う…
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