パンドーラ の商品レビュー
「郷間、警察辞めるってよ」そんな噂の囁かれた、人気シリーズ第四弾。 今回は見えざる巨悪に対して、捨て身の覚悟で調査に乗り出す郷間彩香。 プロローグが持ち味の梶永作品だが、今回はのっけからその趣が異なった。 まさしく、辞表を提出したところから物語は始まる。 これは、倒叙法を用いたプ...
「郷間、警察辞めるってよ」そんな噂の囁かれた、人気シリーズ第四弾。 今回は見えざる巨悪に対して、捨て身の覚悟で調査に乗り出す郷間彩香。 プロローグが持ち味の梶永作品だが、今回はのっけからその趣が異なった。 まさしく、辞表を提出したところから物語は始まる。 これは、倒叙法を用いたプロローグと言えるかも知れない。 果たして郷間彩香は、本当に警視庁を去るのでしょうか。 これまでのシリーズのエピソードも要所要所で盛り込まれているので、集大成と見る向きもあることでしょう。ですが登場人物によっては、新たな舞台と役割が用意されている風にも読めるので、我々はまた郷間彩香に再会できるかも知れません。個人的には、第三弾で班に合流した人物の活躍が余りなかったことに、今後展開する余地を孕んでいるんではないかと、小説読みならではの邪推をしてしまいます。 シリーズを知らない方でも充分に楽しめる作品になっていますので、興味がありましたら手に取ってみて下さい。郷間彩香が開けようとしているパンドラの箱とは、そして巨悪とは一体なにか。是非、その目で事の顛末までお確かめください。
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詐欺を専門に捜査する 郷間彩香。 全体として、強引な設定。暴走しすぎ。 それを容認する幹部の人たち。 吉田が行き過ぎですね。 警察庁長官、総理に直接 あってしまう。 まずは、ありえない設定が、小説なんでしょうね。 国のために 談合する組織 あやめ会。 官房長長官が、それを取り仕...
詐欺を専門に捜査する 郷間彩香。 全体として、強引な設定。暴走しすぎ。 それを容認する幹部の人たち。 吉田が行き過ぎですね。 警察庁長官、総理に直接 あってしまう。 まずは、ありえない設定が、小説なんでしょうね。 国のために 談合する組織 あやめ会。 官房長長官が、それを取り仕切る。 一体、何が問題なのか? 国民のためになっていないということを 技術を持っている会社が 談合組織から締め出されていることで 事故が起こってしまったということでは、弱いのでは? かなり、言いがかりに近いね。 まぁ。この郷間彩香の暴走度を痛快と見れないのが 残念と言えそうだが、 職をかけてまで取り組む課題でもないような。
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郷間彩香シリーズ第4弾。こういうグイグイいく女は嫌いだったはずなのに、なぜか憎めないのは何故なのか?支えている周りの人たちがいいからかなぁ。吉田さん、秋山さんは良いねぇ。このシリーズまだ続くよね?
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設定された事件が巨大かつ巧みすぎて、物語が硬直してしまった感じ。そしてその解決は、ややもすると強引なものになってしまっている印象です。 これでシリーズ終了なのかな。ギリギリ続けられる余地は残してる気もするけど。
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