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毒花伝 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/09/17

投げ込み寺で見つかった多数の不審死体には、歯がなかった。虫歯によって歯なしになった人々が、生きる希望を失ってしまうことに心をいいためていた圭助。事件の信組王に迫ると、歯なしの人々をだましたある藩の恐るべき計画が明らかに・・・

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2019/10/04

藤屋桂助のところへ、虫歯だらけの武士がやってきた。 若いのに歯がなくなると、嫁さえ持てぬと、死ぬ覚悟をしたようだった。 だが治療して、痛みが消えると、生きる意欲が出たようだった。 だがある日、骸となって発見された。 そこから、次々と歯のない遺体が発見される。 初めは破傷風だと目...

藤屋桂助のところへ、虫歯だらけの武士がやってきた。 若いのに歯がなくなると、嫁さえ持てぬと、死ぬ覚悟をしたようだった。 だが治療して、痛みが消えると、生きる意欲が出たようだった。 だがある日、骸となって発見された。 そこから、次々と歯のない遺体が発見される。 初めは破傷風だと目星をつけたのだが。。。。 フグの毒の研究をしている集団が人を使って、 実験をしてるのでは?

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2019/07/01

内容紹介 いよいよ大詰め、シリーズ第15作! 桂助の治療処〈いしゃ・は・くち〉に、骨董屋の隠居、上川屋啓右衛門が看取女の真穂とともに治療に訪れた。その後、実は痛みを抱えた真穂を治療した桂助の処で、彼女が休養することになる。真穂は、桂助の元で手伝いをするようになった。 品川の宿...

内容紹介 いよいよ大詰め、シリーズ第15作! 桂助の治療処〈いしゃ・は・くち〉に、骨董屋の隠居、上川屋啓右衛門が看取女の真穂とともに治療に訪れた。その後、実は痛みを抱えた真穂を治療した桂助の処で、彼女が休養することになる。真穂は、桂助の元で手伝いをするようになった。 品川の宿で、簀巻きにされた男の骸が発見された。死体を検分した桂助は、その人物が自分が治療したことのある千住品三郎という侍だったことに気づく。品川では、その前後でツクヒ(破傷風)で亡くなった男が往来で見つかり、その男を焼いた伝助や、はぐれ馬も亡くなっていた。品三郎の遺体を戻そうと、千住家を訪ねていった桂助は、その真相を突き止めようと約束する。 そして、投げ込み寺で見つかった八つの死体は、寺の知らぬところで埋葬されており、全ての遺体に歯がなかった。 調べを進めると、この一連の事件にさる藩が関わっていることが判明。 そして、行方不明になっていた志保の消息が! 桂助は、志保を助け出そうと決心するのだった――。 令和元年6月29日~7月1日

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2019/05/24

前巻から間が空きすぎて話の内容を思い出せないまま読んだが何となくわかってきた。 この話を読んでいると江戸時代に生まれていたら間違いなく歯周病で死んでいたことだろう。 この時代でよかった。ん、しかし未来では歯周病もなくなっているかも知れぬと思うともっと未来に生まれたらよかったのかな...

前巻から間が空きすぎて話の内容を思い出せないまま読んだが何となくわかってきた。 この話を読んでいると江戸時代に生まれていたら間違いなく歯周病で死んでいたことだろう。 この時代でよかった。ん、しかし未来では歯周病もなくなっているかも知れぬと思うともっと未来に生まれたらよかったのかなぁ。 次巻で終結とのこと。

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2018/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あまりの歯の悪さにとある武士の歯を全部抜いてしまった桂助。その心残りからあれこれ思い悩みますが、同じように歯無しになった老人の世話女が一時自身の治療のために桂助の所に同居。志保さんのいない日常を少し和ませてくれますが、そこに歯無しの遺体が複数発見されます。 何だかんだあってようやく志保さん発見。 と思いきやまたもや失踪。 追いかける決心をする桂助ですが、西洋の虫歯治療にも心惹かれる様子(ドリルで削って金属で蓋をする治療ね)。 その流れからてっきりまたもや修行にでも行くと思いましたが、そこまで志保さん大事だとは思いませんでした。志保さんがいるときはそこまで執心していなかったし、行方不明になってから長いし。 志保さんの心境としてはとある事情からもう桂助の前には出られないという感じなのかもしれないし、まだまだ長引きそうな話です。でもこれであっさり解決したら今までの引っ張りは何だったんだとなるから納得のいくように終わってくれればいいなと思います。

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