エレベーター・ミュージック・イン・ジャパン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
BGMとして使われた音楽そのものだけでなく、通信環境、録音メディアの変遷、有線放送などについても記述されている。 日米のBGM配信形態の違いは、アメリカは電話線の利用、日本は電話線の利用料が高いのでソフトのレンタル(もしくは買取)という違い。 BBCにライブ音源が多いのは、イギリスでは演奏家組合の権限が強く、レコード再生の時間が制限されていて、ロック、ポップス系のグループは生演奏にまわされたから。
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【背景から前面へ】オフィスやレストラン、そして商業施設やテレビなどで多用されているBGM。そのジャンルの歴史をまとめるとともに、時代時代における聴かれ方などについてもまとめた作品です。。著者は、広告制作会社の映像プロデューサーとして活躍する田中雄二。 日本初のBGMに関する特集...
【背景から前面へ】オフィスやレストラン、そして商業施設やテレビなどで多用されているBGM。そのジャンルの歴史をまとめるとともに、時代時代における聴かれ方などについてもまとめた作品です。。著者は、広告制作会社の映像プロデューサーとして活躍する田中雄二。 日本初のBGMに関する特集書という触れ込みでしたが、これまで知らなかったトリビア的な知識がたくさん詰まっており、音楽の専門家でなくとも十分に楽しめる一冊。ポピュラー音楽とは異なる音楽の系譜を知ることができるかと思います。 〜日常からすべての音楽を取り除いてしまったら、ボクらの人生はもう少し味気ないものになったかもしれない。〜 プレイリストも充実してます☆5つ
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文字通り、日本のBGMの歴史。英語のBGM=劇伴の背景音楽ではなく、店舗などでかかる和製英語の BGM。ヒットチャートとは異なる巨大な音楽市場の実像。ディスコグラフィも充実。喫茶店定番BGMから、お笑いとそのBGM(松旭斎すみえからにゃんこスターまで)などたくさんのリストが載って...
文字通り、日本のBGMの歴史。英語のBGM=劇伴の背景音楽ではなく、店舗などでかかる和製英語の BGM。ヒットチャートとは異なる巨大な音楽市場の実像。ディスコグラフィも充実。喫茶店定番BGMから、お笑いとそのBGM(松旭斎すみえからにゃんこスターまで)などたくさんのリストが載っているのも楽しめる。ぜひプレイリストを配信して欲しい。
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