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シロがいて の商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2021/08/31

猫のシロのほのぼの物語?と思ってたが、他の方もレビューで書いていたように西炯子作品がそれで終わるわけがなかった。やっぱり西炯子作品は大好きだ。

Posted byブクログ

2019/09/28
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猫のいる家庭のほのぼの話かと思いきや、西炯子はそんな話は描かないよね……。 お父さん、昔の典型的なエリート……だけど、ダメな親父だ。 そして「ダメな人なんだから」って、お母さん、そんなはっきり……(笑)。 結局、なんも考えてなさそうな航が一番純粋で平和。

Posted byブクログ

2018/09/29
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ダメだなー。17年目の話でシロが航の所行く所で声を出して泣いちゃった。当たり前のように一緒に住んでいた家族がようやくまた揃って。家という箱はどんなものでも良く、メンツの問題なんだと言うのがよくわかった。フワフワちゃんと別れるのは悲しいけどシロにとっては幸せな最期を迎えられそうで良かった。猫中心ですみません

Posted byブクログ

2018/09/22

新しい家と、家族、そして強面のシロ。決してほわんとした家族の物語じゃないけれど、読み終わった後の優しい気持ちはなんだろう。シロはずっと、わかっているのかな。

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2018/05/27

新刊コーナーに西さんの作品が「3冊同時発売!」で平積みされていたんだけれど、表紙のシロ猫の目力に負けて、この本を購入(´▽`;)題名どおり本当にシロがいるだけ(^^;)でもシロがいて良かった~(T-T)

Posted byブクログ

2018/05/21
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書店の新刊棚で見かけ、気になったので購入。 父、母、真美、航、猫のシロ。 大沢家新築時からの13年間の家族のおはなし。 男の人って弱いものなのかなぁ。 「ダメな人なんだから……」なんて言われちゃってね。 そう思ってれば赦せる、ってこと? お父さんとシロは一見似てるけど。 マイペースでもなんでも、芯がある人のほうが強いですね。

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2018/05/19

……ハートウォームか?(背表紙に書いてある)私のハートはウォームにはならなかったけど……寧ろ恐ろしい。平和そうな家庭にも闇はある。

Posted byブクログ

2018/05/16
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父は商社勤務で不倫挙句不正で解雇。母はおっとり専業主婦。長女(彼女言葉で家族を紹介)は頭がよく、要領良いが出戻り、長男は付属大学に行けずフリーターから起業。そんな4人家族と可愛くない猫の紡ぐ物語。話の起点は面白いんだけど・・・最近の西炯子の話はどうも終点が見え過ぎる気がする。相当荒れ荒れの家族なのに、母親は何一つ発言しない。ダンナの浮気相手のところへいきなり乗りこんで行く割には、ダンナには何も言わない・・・彼女が何を考えているのか全く見えない。こんな人いるんだろうか??そして、最後は猫を含めてハッピーエンド・・・うーーーーん。

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2018/05/11

ほのぼのかと思いきや、表紙のシロの表情ばりに鋭利な内容でした。 幸せな一家かと思いきや、ちょっとずついびつになっていき、全く予想していなかった展開に。 「お父さん、チビがいなくなりました」のお母さんもだけど、西炯子さんの糸目女子は怖い。。。 ラストの家族全員でぶつかり合うシーンの...

ほのぼのかと思いきや、表紙のシロの表情ばりに鋭利な内容でした。 幸せな一家かと思いきや、ちょっとずついびつになっていき、全く予想していなかった展開に。 「お父さん、チビがいなくなりました」のお母さんもだけど、西炯子さんの糸目女子は怖い。。。 ラストの家族全員でぶつかり合うシーンのセリフと1枚絵の凄みに圧倒されました。家族の崩壊と再生が集約された名場面でした。

Posted byブクログ