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無限のビィ(上) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2020/05/11

『無限のビィ』(朱川 湊人著)を読了。 歴史的大惨事の事故が起きた昭和の下町を舞台に描くノスタルジックホラー。不可解な事件の裏側に存在する謎の生命体に小学生達が立ち向かう。『IT』や『ストレンジャーシングス』のテイストにも通じている部分がある。 朱川 湊人さんらしさ溢れる雰囲気...

『無限のビィ』(朱川 湊人著)を読了。 歴史的大惨事の事故が起きた昭和の下町を舞台に描くノスタルジックホラー。不可解な事件の裏側に存在する謎の生命体に小学生達が立ち向かう。『IT』や『ストレンジャーシングス』のテイストにも通じている部分がある。 朱川 湊人さんらしさ溢れる雰囲気やテイストはファンにはたまらなく、上下巻一気読みでした。

Posted byブクログ

2019/02/24

列車事故大惨事で知られる街で、信吾は知的障害を持つ弟を慈しみ守りながら元気に暮らしていた。だが、新しく赴任してきた水島先生の手に触れた日を境に、周囲で不可解な事件が続く。悲劇の連鎖はいつしか街全体を呑み込み…。 国鉄戦後五大事故の一つ三河島事故をモチーフにしたSF作品。朱川湊人...

列車事故大惨事で知られる街で、信吾は知的障害を持つ弟を慈しみ守りながら元気に暮らしていた。だが、新しく赴任してきた水島先生の手に触れた日を境に、周囲で不可解な事件が続く。悲劇の連鎖はいつしか街全体を呑み込み…。 国鉄戦後五大事故の一つ三河島事故をモチーフにしたSF作品。朱川湊人らしく昭和30年代の下町の様子が細かく描かれる中、不気味な雰囲気で物語が進む。三河島事故の描写がやや冗長な気もするけれど、展開が気になり次々とページをめくりながら下巻へ。 (A)

Posted byブクログ