カーネーション・デイ の商品レビュー
2022年5月29日 高志の国文学館文学講座 「外国児童文学の中の日本人-多文化社会の“人種”への感受性」 講師:富山国際大学現代社会学部教授 渡部恵子氏 紹介図書
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先生が不治の病にかかって……というのは、意外と1ジャンルありそうな。読んでないけど『クララ先生さようなら』というのが少し前に出ていますね。ほかにもなんかあったけど思い出せない。 この物語は、先生のお見舞いにいくため、学校をさぼって、あれこれ奮闘する男子三人組を描いているけど、先...
先生が不治の病にかかって……というのは、意外と1ジャンルありそうな。読んでないけど『クララ先生さようなら』というのが少し前に出ていますね。ほかにもなんかあったけど思い出せない。 この物語は、先生のお見舞いにいくため、学校をさぼって、あれこれ奮闘する男子三人組を描いているけど、先生よりじつはこの子たちのことが少しずつときほぐされてわかってくるところが主眼なのかな。短い旅を終えるあいだに、三人ともそれぞれ、ちょっとだけ成長するところがいい。 いろんなドタバタが、ちょっと余分(過剰)に思えるところもあったけど、それやこれや含めて王道の児童書でした。
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