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MARCH(2) の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2022/03/28

人権運動が次第に盛り上がり、参加者も増加する。しかし、それに対する圧力もいや増す。運動参加者も一枚岩という訳にはいかず、過激な発想も出てくる。そんな歴史の流れが、スリリングにかつ分かりやすく語られる良書。

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2021/12/27

全体のレビューは1巻のほうに。 座り込み運動やフリーダムライドなどから、ワシントン大行進にいたる流れがリアルに感じることができる。キングの「私には夢がある」演説の持つ意味があらためて理解できた。

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2020/10/15

昔英語の教科書で読んだ、キング牧師の黒人公民権運動とワシントンでの演説。 確か、マーティン・ルーサー・キングJr. ワズ ア ファイター…で始まったんじゃなかったかな。 でも、ファイターは彼だけではなかった。 日本では断片的なことしか伝えられてなく、ローザ・パークのバスボイコット...

昔英語の教科書で読んだ、キング牧師の黒人公民権運動とワシントンでの演説。 確か、マーティン・ルーサー・キングJr. ワズ ア ファイター…で始まったんじゃなかったかな。 でも、ファイターは彼だけではなかった。 日本では断片的なことしか伝えられてなく、ローザ・パークのバスボイコットから全ては始まったのだと思いがちだが、 この本を読めば、幾層にも重なり合うできごとがあり、沢山の知られていないファイターがいたことがよく分かる。 公民権運動に関わる黒人の団体は有名なものがいくつかあり、キング牧師とこの本の著者ジョン・ルイスさんは年齢も違い、違う団体に所属していた。話し合い中心で、デモなどの抗議活動を行わないキング牧師たちキリスト教の団体を歯がゆく思っていたルイスさんたち学生団体は、徹底した非暴力だが行動を起こすことで、草の根的に運動を拡大していった。 一枚岩とはいかない彼らだが、ワシントン大行進では一つになり大きく世界を動かした。 つたない感想ではこの本で伝えたいことのほんの一部も伝わらないなぁ… ぜひ読んでみてほしい。2020.10.4

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2018/06/13

The second volume from "MARCH". John joined that legendary march with M.L. King Jr. and other notable activist. This book taught m...

The second volume from "MARCH". John joined that legendary march with M.L. King Jr. and other notable activist. This book taught me how hard the fight to win the equal right. Violence was far beyond my imagination.

Posted byブクログ

2018/06/06

暴力の連続に、これがたった50年ほど前の現実だったのかと思うと頭がクラクラしてきた。 そして50年後の今日、歌われる「This Is America」。 一体何が変わったというのか? その現実にも、日本の今にも、頭がクラクラする。 ●「おい 何が欲しいんだ?」「じゆう」

Posted byブクログ

2018/05/24

非暴力の座り込みやデモに対する白人側の反撃がエスカレートするさまがすさまじい。これはほぼ内戦に近いんじゃないか。一方は武器を持っていないというのに。 そしてワシントン大行進へ。そのクライマックスは胸が熱くなる。 煮え切らない態度を示し続けていたケネディ政権だけど、ロバート・ケネデ...

非暴力の座り込みやデモに対する白人側の反撃がエスカレートするさまがすさまじい。これはほぼ内戦に近いんじゃないか。一方は武器を持っていないというのに。 そしてワシントン大行進へ。そのクライマックスは胸が熱くなる。 煮え切らない態度を示し続けていたケネディ政権だけど、ロバート・ケネディ司法長官が若きジョン・ルイスに「君たちがわたしを変えたのだ」と言葉をかける場面では目頭が熱くなった。ワシントン大行進でスピーチをした6人のうち著者のルイスを除いてはもうだれもおらず、またジョン・ケネディもロバート・ケネディもその後まもなく暗殺されてしまったことを思うと、アメリカ、いったいなんて国なんだと慄然とする。

Posted byブクログ