モリアーティ の商品レビュー
終盤で意外な展開に驚いた。 そういうことだったのかと思ってしまい、騙されてしまった。 面白かったし、「絹の家」の前にモリアーティの方を先に読んだので、シャーロック・ホームズの小説も読んでみようと思う。
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読んでいて最初のうちは、なんで題名が「モリアーティ」なのかなぁ?なんて思っていたのですが、最後まで読んで納得。 ここ最近、たまたまこの手のミステリーを連続で読んでいたので、本の後半に近づくにつれ、真相をほんの少しだけ推察できて嬉しかったです! ただ、どんでん返しのさらにどんで...
読んでいて最初のうちは、なんで題名が「モリアーティ」なのかなぁ?なんて思っていたのですが、最後まで読んで納得。 ここ最近、たまたまこの手のミステリーを連続で読んでいたので、本の後半に近づくにつれ、真相をほんの少しだけ推察できて嬉しかったです! ただ、どんでん返しのさらにどんでん返しを最後期待してしまったのですが、流石にそれは起きず。笑 個人手金は、前作(?)の「絹の家」よりこちらの方が楽しめました◎
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アニメ『憂国のモリアーティ』を見て、『シャーロックホームズの冒険』を読んで、『モリアーティ』を読んだ。 話が頭に入ってきにくい場面がいくつかあった。 反対に面白い場面もいくつかあった。 この本では最初にシャーロック・ホームズとモリアーティが死んだところから話が始まる。2人は出...
アニメ『憂国のモリアーティ』を見て、『シャーロックホームズの冒険』を読んで、『モリアーティ』を読んだ。 話が頭に入ってきにくい場面がいくつかあった。 反対に面白い場面もいくつかあった。 この本では最初にシャーロック・ホームズとモリアーティが死んだところから話が始まる。2人は出てこないからタイトルと何も関係なくて読むのをやめようかと何回か思った。けど最後の最後で。。『え、』と言ってしまうほどに 読むのやめなくてよかった。
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まんまとやられましたわ。 ホームズとモリアーティによるライヘンバッハの滝での死闘。滝壺へ落ち、両者死亡という形でホームズとモリアーティの物語はそれで終わったかのように見えていたが... 実はモリアーティ、ライヘンバッハでの死闘が繰り広げられる前にアメリカの犯罪王、クラレンス・...
まんまとやられましたわ。 ホームズとモリアーティによるライヘンバッハの滝での死闘。滝壺へ落ち、両者死亡という形でホームズとモリアーティの物語はそれで終わったかのように見えていたが... 実はモリアーティ、ライヘンバッハでの死闘が繰り広げられる前にアメリカの犯罪王、クラレンス・デヴァルーと密かに連絡を取り、協力して勢力を拡げようと目論んでいたらしい。デヴァルーはモリアーティ亡き後これ幸いとばかりにイギリスでも自分の勢力を好き放題拡げ始める。そしてデヴァルー本人は全く表舞台に現れない...。このまま野放しにはできないとデヴァルーを追ってピンカートン探偵社の調査員、フレデリック・チェイスはイギリスへ赴き、スコットランド・ヤードの警部、アセルニー・ジョーンズと協力関係になる。 ジョーンズはホームズに心酔しており、ホームズが出版した論文、記事などを片っ端から熟読しており、第二のホームズにならんとしている。チェイスにもホームズ式の推理を展開させチェイスを驚愕させる。 少ない手がかりを頼りに徐々にデヴァルーに肉薄していく二人、しかし相手の反撃も厳しく調査している周りの人間、スコットランド・ヤードの警察官にも死傷者が出てしまう。自らの命を危険にさらしながら二人はデヴァルーを捕まえることができるのか? ホームズほどスマートではないが第二のホームズにならんとするジョーンズの活躍や、表舞台に出てこない不気味な犯罪王などの描写がよかった。デヴァルー唯一の弱点だと噂されるとある病気...。この設定も面白かった。著者がライヘンバッハでの考察を展開しうまいこと話が繋がるようにしたなぁ。とただただ感心。
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やられた!! 図書館の返却期限が近いので慌てて読んだんだけど、もう一度読み返す羽目になりそう。 今までに原作や映画・ドラマなどの何かしらでホームズ作品に触れた人でないと、細かい小ネタだけでなくストーリーの展開が分かりづらい部分があるかもしれないので注意!!
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アンソニー・ホロヴィッツの描く有名ミステリーの登場人物を冠する小説がどんな話なのか。 まさに、その名の通りであった。散りばめられていた事柄に気づけず、最後の手前で「あっ」っとなったのは悔しい限りである。初登場ジョーンズ警部のような見落としの連続。 そして私はフェアではないと思いま...
アンソニー・ホロヴィッツの描く有名ミステリーの登場人物を冠する小説がどんな話なのか。 まさに、その名の通りであった。散りばめられていた事柄に気づけず、最後の手前で「あっ」っとなったのは悔しい限りである。初登場ジョーンズ警部のような見落としの連続。 そして私はフェアではないと思います。表現が、フェアではない。
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メインテーマは殺人の作者が、ホームズ史上の最強の敵役であるモリアーティを主人公にした一冊。最後の結末はイギリス宇風のウィットに富んでいて、秀逸。ホームズは登場しないが、ホームズシリーズのエピソードは随所に盛り込まれており、ホームズファンにはたまらない一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『モリアーティ』(アンソニー・ホロヴィッツ著)を読了。 ホームズとモリアーティがライヘンバッハの滝壺に姿を消したところから始まる、ホームズとワトソンを彷彿させる2人がアメリカ裏社会の首領追うミステリー。ホームズの世界観、推理、ホロヴィッツのバディものの面白さを堪能できる作品でした。 そして最後まで読んでこのタイトルの意味がわかりました。 アンソニー・ホロヴィッツの作品は本当にどれも面白いですね。
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ホロヴィッツは、初めて。スピード、バランス、密度、流れのスムーズさ、大きな構造と細部の相互関係、どれも揃っているという感想を持った。ホームズを読み返さなくてはなるまい。
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ミステリーものでは割とあるあるな感じの終わり方で「絹の家」や「カササギ殺人事件」と比べるとちょっと安直すぎるかな…?というのが読み終わった直後の感想。 所謂“探偵物“に対するアンチテーゼを描いたのかもしれない、と思うとこの結末にも納得できた。(映画「ファニーゲーム」のような…) ...
ミステリーものでは割とあるあるな感じの終わり方で「絹の家」や「カササギ殺人事件」と比べるとちょっと安直すぎるかな…?というのが読み終わった直後の感想。 所謂“探偵物“に対するアンチテーゼを描いたのかもしれない、と思うとこの結末にも納得できた。(映画「ファニーゲーム」のような…) メインの二人がホームズとワトソンの代役として事件解決に奔走する過程はワクワクするし面白い。
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