撮りたくなるハワイ の商品レビュー

近藤純夫(著者)

2018/05/03

詩画集という分野があるとしたら、それに近いのかもしれない。
詩画集が詩に絵をつけたものであるとしたら、本書は著者が感じたハワイを写真という形で切り取り、見開きページに掲載し、次の見開きページにはその写真がとられた背景、著者の思いが綴られている。

ありがたいことに私は直接著者のFacebook等に掲載された写真を直接見せていただいている。
しかし、一枚一枚の写真は、時の経過とともにタイムラインに流れて行ってしまう。
そんな写真と、さらに深いその背景をまとめていただいたのはとてもありがたい。

本書は読み終わった本として、本棚に入れることはしない。
手に取れるところに置いておいて、たまにパラパラとページを開いて、気に入った写真を見直し、文章を読み直すようにしよう。

そして、とても好きな写真から気持ちが離れなくなったら、その風景を観に、実際にハワイに行ってみたいと思う。