AI時代のリーダーの原則 の商品レビュー
読み物風で意外にも面白かったです。 AI時代と有りますが 関係なく リーダーとはと考えさせられる内容でした。
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AI時代のリーダーの原則 2018/4/19 著:鳥原 隆志 実はリーダーとして意外とできていない部分というのは、基本部分である。基礎ができていないのに、いかに高度なリーダーシップの発揮方法や思考法を学んでもうまく活用できるはずがない。つまり、まずは基礎部分に大きなずれがないか...
AI時代のリーダーの原則 2018/4/19 著:鳥原 隆志 実はリーダーとして意外とできていない部分というのは、基本部分である。基礎ができていないのに、いかに高度なリーダーシップの発揮方法や思考法を学んでもうまく活用できるはずがない。つまり、まずは基礎部分に大きなずれがないかを知ることが、リーダーとして仕事を進めるうえで、最初のチェックポイントである。 今までのような前例をもとに計画する仕事はAIが行い、逆に今までにない発想の転換を求められている。従来のリーダー像を変えないと、これからはリーダーとして認められなくなっており、これまでも必要だったリーダーの能力に加え、これからのAI時代でもリーダーとしてあり続けるために必要な能力も磨いておく必要がある。 本書の構成は以下の2章から成る。 ①生き残れるリーダーは2割 ②これからのリーダーに必要な力 多くの業務がAIにとって変わられる時代は必ずくる。今まである業務がAIに変わるというよりは今まで当たり前に行ってきたこと自体ががらりと形を変えて違ったサービスとして提供されることになることも多いと予想される。 今できることは備えるということと、自分を高め続けるということ。人からAIへ向かう過渡期の私たちはある意味幸運であるとも言える。AIが出来ないことを見つけながらそちらに方向を転換して自分を高めることができるからである。 そしてそれを行うにあたっては基礎的な部分が確立していなければなかなか受け入れることも学ぶことも難しい。それができると思えば気持ちも行動も前向きに捉えることもできる。 そう遠くない未来に起こることに対して危機感だけではなく機会ととらえて立ち向かっていくきっかけのような一冊。
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AI時代のとありますが、 これからの時代のリーダーとして持っておくべき 資質をAI上司実現プロジェクトというストーリーを 通して説明している本。 一つ一つ必要な資質をAI上司に覚えさせていき、 AI上司が最後は感情を持つといったストーリーで、 ストーリー展開も非常に面白かった。...
AI時代のとありますが、 これからの時代のリーダーとして持っておくべき 資質をAI上司実現プロジェクトというストーリーを 通して説明している本。 一つ一つ必要な資質をAI上司に覚えさせていき、 AI上司が最後は感情を持つといったストーリーで、 ストーリー展開も非常に面白かった。 最後はありがちなネタもありましたが。 リーダーに必要な資質は色々あると思いましたが、 改めて一番大事なのは「自分がどうしたいか」といった 使命感を持って行動することなんだなと思った。 【勉強になったこと】 ・ハーバード大学のロバート・カッツ教授が提唱した 仕事に必要な3つのスキル ①テクニカルスキル 現場で作業をするうえで必要なスキル ②ヒューマンスキル 対人関係スキル ③コンセプチュアルスキル 問題を解決したり判断したりするスキル ・リーダーシップの6つの型 ①民主的リーダーシップ メンバーの意見を尊重し、みんなで決める ②命令型リーダーシップ 独断専行で決定しそれを部下に指示をして 行動させる ③コミュニケーション重視型リーダーシップ 部下と仲間意識を構築し、仲良しになることを 重視する ④自立型リーダーシップ 率先してリーダーが成果を上げることで、 メンバーにその行動を追随させる ⑤ビジョン型リーダーシップ メンバーに将来の夢や方向性、目指すものを 語りかけて共感させて自発的に動かす ⑥コーチ型リーダーシップ 部下の能力を把握し、それを最大限発揮させる 上記のいくつかを使い分けながら行動していくのが リーダーとして求められること。 ・判断と決断の違い 判断:自分の考えをまとめること 決断:きっぱりと決めること ・部下を育てるのに勉強会を開いても意味は無い。 結局は経験させて初めて部下は育つもの。 ・周りを巻き込むには、まずこちらから情報開示する。 ・メンバーがだれであっても同じ品質のアウトプットを 作りだすことが出来る仕組みを作ることが、 リーダーにとって大切な仕事。 ・何かを決断するということは、逆に何かを止めること を決断することでもある。やめる決断が出来ない人は そもそも物事を決断することは出来ない。 ・リーダーとは、どのような環境であったとしても、 与えられた資源を活用し、チームを導き成果を出し 続けることが出来る人のこと。 つまり、再現性がある人。 ・何かをメンバーに伝えたいなら、 まず「自分が何をしたいか」を考えること。 ・情報感度が高いとは質の高い情報を持っていることを 指し、質の高い情報とは自分で直接見聞き、経験した ことを指す。 ・評価とは感情や同情で行うものではない。 論理的に納得のいく説明が出来る形で評価すること。
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