プーチンのユートピア の商品レビュー
この本も衝撃的でした。 プーチン政権がいかにメディアを掌握し、国民に対して情報を統制しているかがよくわかります。 著者はテレビプロデューサーとして実際にロシアのメディア業界を体感し、その実態をこの本で記しています。 ロシアのテレビ業界に働く人々の雰囲気や、プーチンから厳しく...
この本も衝撃的でした。 プーチン政権がいかにメディアを掌握し、国民に対して情報を統制しているかがよくわかります。 著者はテレビプロデューサーとして実際にロシアのメディア業界を体感し、その実態をこの本で記しています。 ロシアのテレビ業界に働く人々の雰囲気や、プーチンから厳しく監視されているメディア業界の緊張感がこの本で感じられます。まさにプロパガンダの最前線。よくこんな本を出せたなと驚くばかりです。
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面白かった!ロシアは賄賂と汚職の国。 正義が為されないというのはおそろしいことのはずなのに、なぜかそれもショウ・アップされて笑われてしまう。グロテスクだけど、強いってことなのかなあ…。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2022年2月24日にプーチン(ロシア)がウクライナ侵攻(特別軍事作戦)を開始した。これをきっかけに図書館で借りた。 ソ連崩壊後の30年ほどの間にプーチンをはじめとする政治家、官僚、実業家 、マフィアといった似たもの(同族といってもいい)が巨万の富を築いた。その裏側が描かれている。 富豪の愛人になろうとするゴールドディッガー、企業乗っ取り、コネと金(賄賂)、オフショア地域での資金浄化などの実態を垣間見ることができる。 本著に描かれている社会の超富裕層、ロシアに限らずいずれの国も似たものなのかもしれないが...。
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今ロシアが引き起こした事態は、これを読むと必然であることがわかる。 民主化のタイミングはいくらでもあったはずなのに、やはり他民族国家はスターリンしかり、独裁者を求めてしまうのか。
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たまたま手にして読んだのだが、ビックリする内容だったというのが、素直な感想。色々なエピソードが出てくるが、かなり細かい事実を書き込んでいるので、読み疲れる部分もあり、翻訳で読んでよかった。翻訳は良い。
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