追憶の重さ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
家政婦の娘のレベッカは、若い頃、屋敷の息子のジェイと結ばれた。 そして彼に妊娠したことを手紙で知らせると、ジェイの父親に呼び出され、ジェイは身に覚えがないと言ったと言われ、母からは絶縁され、家を追い出された。 それから約10年後、遠い町で母の危篤を報せる新聞広告を見つけ、故郷に久しぶりに戻ると、当主となったジェイが迎えに現れた。 平静を装おうとするが、当時の気持ちがわき起こって…。 裏切りと再会とシークレットベビーもの。 作者のあとがき付き。 感情を揺さぶる描写が上手い作者で、この作品にも生きている。 ストーリーは定番だが、離れ離れになっていた間の後悔や、子供の気持ちがよく描かれていて良かった。 この手の話を読むと、そんなに愛しているならすぐ探せよと思うのだが、時間がかかるのが(ずっとお互いを愛してるのが)ハーレクインなのだろうな。
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