世界一初恋～小野寺律の場合～(13) の商品レビュー

中村春菊(著者)

2022/02/17

少し、ネタバレを含みますので、読むのを楽しみにしている方は、ご注意くださいませ。

メインのお話は、出版業界が背景の政宗 x 律のお話です。
セットで収録されているお話は、同じく出版業界のカップリングですが、本屋さんでアルバイトする美大生の皇と出版社で働く翔太とのお話になります。

■政宗 x 律
いつまでも過去の出来事に心がとらわれて、わだかまりが取れない律の思いが、同級生の尚と出会ったことで回想されるところから今回のお話が始まります。
同級生の尚もガンガン攻める行動力が凄いキャラで好感がもてます。

相変わらず、律は隙だらけで心配が尽きないキャラクターですが、それにひきかえ政宗は仕事もでき、料理も家事もちゃんとしていて、律に対してもめげずに誠実に思いを伝え続けていて、毎回お話を読む度に、感心しきりです。
もどかしいことこの上ないのですが、絶対に幸せになって欲しいと毎回思います。
政宗頑張れ！

■皇 x 翔太
まだ学生で進路をどうしようかと考えている美大生の皇と漫画編集者の翔太はお互いに忙しすぎてなかなか会えないのももどかしいですが、せっかく会えたと思ったら飛んだじゃま！？が入ってびっくりの展開でドタバタして面白いお話でした。

この二人のお兄さんどうしの話も読みたい！と思ったのは私だけではないはず。特に翔太のお兄さんは固い仕事なのに、口うるさくてせっかちなので、ドラマがありそうです。ふふふ。

2018/12/28

　ま、だいぶ素直になってきた律。
　なんで基本はいちゃいちゃしてます。

　とはいえ、もう一波乱ぐらいありそうな気もしないでもないのだけどね。
　つか、この世界そっちの人が多すぎｗｗ

　木佐は、なんだかんだと雪名側に受け入れられて…。
　木佐君は、結構苦労してそうなので、このまま幸せになってもらいたい気がする。

　さて、ずっとやっていたカウントダウン。
　いったいどうオチをつけるのか、わくわくします。
　がんばれ、中村先生。

2018/06/24

小野寺律の場合
NO.25
NO.26

あと40日

木佐翔太の場合
NO.8　(お兄ちゃん出てきた雪名の)

高野政宗の場合
NO.1.5 私を忘れないで(花言葉)

2019/01/14

律の留学時代の話からstart。
当時の律は正宗に振られたと思いこんで傷心の思いで。
全く人と関わりを持とうとせずに。
が。
ルームメイトの尚によって立ち直る。

尚は日本に帰ってきて写真家として活躍中。
律を狙っているが、政宗が牽制。

木佐翔太、煌の兄帝登場。
帝は煌の進学を不審がるが、翔太の「俺が喰わせる」で折れる。

lastに政宗の無念さ、切なさが掲載されております。

律ー、早くキチンと認めて進展しろー！