イランの歴史 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イランは中東、西・中央アジアに位置し物や文化の交流が盛んだったので、その歴史を学びたいと思い手に取った。本書はイランの中等教育課程(日本の高等学校に相当)の教科書の翻訳という。 公用語はペルシャ語というが人物名がどうもとっつきにくいし、「月」の名称もよくわからないまま、字面を追うしかない。まあインドも同様だが…。 今回はさっーと目を通した程度になってしまったが、いずれまたこの教科書で学びたいと思う。
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イランの高等学校で使用されている教科書を邦訳した本書。イラン革命を現地で体験した大学時代の恩師が丁寧に翻訳してくださっており、日本語としてとても完成度が高く、一気に読み切れる。教科書なので章末には問題が載せられているが、ひたすら暗記というよりは、頭と体を使って考えさせるような設問...
イランの高等学校で使用されている教科書を邦訳した本書。イラン革命を現地で体験した大学時代の恩師が丁寧に翻訳してくださっており、日本語としてとても完成度が高く、一気に読み切れる。教科書なので章末には問題が載せられているが、ひたすら暗記というよりは、頭と体を使って考えさせるような設問も多く、(この教科書を使う生徒が本当に使い切れているかは別として、)教科書としてなかなかよくできていると感心させられる。現代に近づけば近づくほど、体制のイデオロギーが濃く反映されるような記載が多くなるのは仕方のないことであるが、それでも私が想像していたよりは随分と客観性を重視した記載も随所にみられた。
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日本での日本史の教科書よりだいぶボリュームがある気がする。 全編読破するのは結構時間がかかるけど、近現代史をイランの視点で見ると面白い。
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