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さざなみのよる の商品レビュー

4

326件のお客様レビュー

  1. 5つ

    93

  2. 4つ

    129

  3. 3つ

    69

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    6

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2024/05/20

2019年 本屋大賞 6位 43歳という若さで癌でなくなったナスミとナスミに関連する人々の物語に胸が熱くなった。 死 というより 生きた証 がテーマの本です。 ナスミ、変わった名前だなとずっと思っていたので、名前の由来が分かってスッキリした。

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2024/04/10
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なんか…不思議な本だった。43で亡くなった一人の女性を取り巻く人々のその後だったり若き日の事だったりが短編連作みたいな感じで続いていく。どの話も彼女の死が真ん中にあって、だから重くなりそうなもんなのに、そうならない。みんなを前向きにさせてしまう力があるのに、それがあまりにサラッと描かれていて、ほんとに不思議な本だったなぁ。

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2024/03/20

たった一人の死だとしても、これだけ多くの人の人生に影響を与えるんだなと改めて感じられた。人は皆繋がっている、その縁を大切にしよう。そんな事を再確認させてくれる。 それぞれの人生がオムニバス形式で書かれており、とても読み易い作品だった。

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2024/03/14

若くして亡くなったナスミという一人の人間と、ナスミに関わってきた人たちの視点で話しが進んでいく新しい展開。 生きているだけで何でもできるありがたさを教えられたし、いつかは自分も含めた全てがなくなっていくことに不思議な気持ちになった。 命のことを図書館の本に例えていたのは印象的だっ...

若くして亡くなったナスミという一人の人間と、ナスミに関わってきた人たちの視点で話しが進んでいく新しい展開。 生きているだけで何でもできるありがたさを教えられたし、いつかは自分も含めた全てがなくなっていくことに不思議な気持ちになった。 命のことを図書館の本に例えていたのは印象的だった。ただやってきて、去って行く 今を大切に生きないと

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2024/03/14
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【あらすじ】 小国ナスミ、享年43。その死は湖に落ちた雫の波紋のように家族や友人、知人へと広がり――命のまばゆさを描く感動と祝福の物語! 『生きている限り、完全に立ち止まることはできない。大切な人が死にそうでも、今、目の前にあることをひとつずつ片付けてゆかねばならない』 『好江はむしょうにナスミに会いたくなって、そう思えば思うほど時間は戻らないという当たり前のことに気づいて、涙が落ちた。』 『あーすればいいとか、こうしろとか一切言わず、絶望するなと言ってくれた。ただそれだけを言い続けてくれた人だった。』 『絶望しないで生きてゆく。』 『だからぁ死ぬのも生きるのも、いうほどたいしたことないんだって。』 【個人的な感想】 最初の方の話で何度も泣きそうになった。 自分が死んだ後の世界もこんな風に温かい世界であって欲しいと思った。

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2024/03/02
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とある家族の三姉妹の次女が、若くして亡くなった。次女が亡くなる前後のその家族や親戚など1人1人の考えや関わりをまとめた物語だった。 物語が進むのが遅く、全体的に似たようなことが書いてあり、途中で飽きてしまったため読むのを中断した。

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2023/11/17

木皿泉さん、ずっとキサライズミかと思ってた。そして、1人で書いてる方かと思ってた。夫婦作家だったのね。 母がドラマ スイカが大好きで、この夏にはじめて観て、あったかい言葉選びする方だなぁって思ってて、今回文章で辿ると更に感じました。 ナスミみたいに、明日死んでも生きてる人の頭の中...

木皿泉さん、ずっとキサライズミかと思ってた。そして、1人で書いてる方かと思ってた。夫婦作家だったのね。 母がドラマ スイカが大好きで、この夏にはじめて観て、あったかい言葉選びする方だなぁって思ってて、今回文章で辿ると更に感じました。 ナスミみたいに、明日死んでも生きてる人の頭の中で生き続けられる人になりたい。

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2023/11/03
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さざなみのよる 木皿泉 ∞----------------------∞ 名前がー!一富士二鷹三茄子! 次女なすび...じゃなくてナスミが、ガンで亡くなってしまうところから始まる。 ナスミの家族、友人、知り合いが、ナスミの死をきっかけに、ナスミといた自分の半生を振り返ったり見つめ直したりする。 そしてそれぞれのその後の人生。 ナスミはちょっと威勢がよくて豪快な普通の女子だと思う。実は1人の人が色んな人に影響を与えてる、そんな話かなって思って読んだ。 本当なら死では無いきっかけでそういうことに気付きたいけど、当たり前だと気付けないってことなんだろうな。 2023/11/03 読了(図書館)

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2023/10/20

癌を患って亡くなった女性に対しての家族や友人、知り合いの話です。物語の時間としては短いですが、色々な方の捉え方・視点、その人の関係性があり複雑に絡み合って、短編的な感じで、ここが繋がってるんだというのも見つけながら飽きずに読めました。 若くして亡くなっても、ゲラゲラ笑いながら楽し...

癌を患って亡くなった女性に対しての家族や友人、知り合いの話です。物語の時間としては短いですが、色々な方の捉え方・視点、その人の関係性があり複雑に絡み合って、短編的な感じで、ここが繋がってるんだというのも見つけながら飽きずに読めました。 若くして亡くなっても、ゲラゲラ笑いながら楽しい人生が送れればいいですよね。今を一生懸命、楽しく生きるのが大事だと感じました。無理して抑え込んで生活しないで、自分のやれる範囲で生活して楽しくしてけばいいのかな。やりたい事をやる。

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2023/08/11
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死ぬのは怖い、生きてきたい。 一番最後のコマに「完」でも「おわり」でもなく、力強く「続けッ!」と書いてあった 私が死んでも誰かの思い出になれますように!

Posted byブクログ