吉原はスゴイ の商品レビュー
情報はしっかり入っているのに文章が軽く、挿絵の沢山の浮世絵もカラーで紹介されていて非常に読みやすい。現代にも残る遊郭由来の言葉やファッションなんかにも触れつつ、遊女として客として吉原で働くその他の職業人として擬似体験しながら吉原の歴史を無理なく辿れる本。 好き。こういうの。
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時代小説や落語で吉原に興味を持ち本書を手に取ったが、読みやすいのに情報量は多く、カラー絵が豊富で解説も親切。とてもよい入門書だったので『江戸はスゴイ』も読みたい。
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読了。著者は歴史タレントとのこと。江戸の吉原遊郭をポジティブに説明している。江戸と明治以降では全く異なるとのこと。江戸の文化に遊郭は大きな影響を与えたようである。現代の風俗とは異なっていたとある。映画「娼婦ベロニカ」を思い出した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
堀口茉純さんの第6弾。 今回は江戸の悪所の一つ吉原についてです。元吉原誕生400年記念と言える一冊です。 この400年必ずしも苦界ではなく、公界であり、文化的に見ていかに面白い場所であったかが、著者の熱い想いで書かれています。ふんだんに浮世絵をフルカラー(!)で、挿入しており、この浮世絵の選択についても著者の熱い想いがあるそうです。 今回は4コマ漫画がほとんどなかったのが残念です。
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