被抑圧者の教育学 50周年記念版 の商品レビュー
私が持っている(読んだ)のは旧訳です。学ぶとは何かを考えるときの原点。ただ、読みやすいとは決して言えないので☆3つ(新訳は読みやすいのかな…)
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南米などの教育について書かれているが、私たちが無意識に抑圧者として子どもたちに接していないか、どのように子どもたちに接するのが良いのか考える良いヒントをもらえる。教育に携わる人には一読してほしい本。
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かなりずあーっと読んだ。第1章までは、政治的な色が前面に出ていると同時に、かなり抽象的で理念的な話。第2章から、銀行型教育と問題解決型教育の対比が出てきて、見通しが良くなる。そのうえでの広義の対話の重視については、また時間をかけて読む。古典としての評価。
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生徒に主体性を持ってもらったり、対話的な授業作りを目指している人にはぜひ読んで欲しいですし、様々な人と読んだ感想を語り合いたいと思いました。 教師だけでなく、様々な専門家は、意識的・無意識的に、自分よりも「無能な人々」や「劣った人々」をイメージして、教え込んだり、抑圧したり、...
生徒に主体性を持ってもらったり、対話的な授業作りを目指している人にはぜひ読んで欲しいですし、様々な人と読んだ感想を語り合いたいと思いました。 教師だけでなく、様々な専門家は、意識的・無意識的に、自分よりも「無能な人々」や「劣った人々」をイメージして、教え込んだり、抑圧したり、教化しようとしてしまう場合があります。(もちろん、良かれと思って。子供の成長や将来の成功を願って。) たぶん、それは、一斉授業をしていようが、(一見すると)対話的な授業をしていようが、プロジェクト学習的な学習をしていようが、同じことが起こるのだと思います。 でも、そういった授業の根底にある優劣・上下の能力観から解放され、抑圧・被抑圧の関係から解放されないと、結局のところ、教育は抑圧構造の再生産そのものになってしまうのだろう、と読んでいて思います。 教育とは、社会そのものだと思います。 じゃあ、どういう関係性を他者と作ればいいのだろう?ということを今後の人生の問いにしたいと思います。
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