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殺竜事件 a case of dragonslayer の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2022/09/27

魔法や騎士、モンスターがいる世界で、絶対的な力を持つ"竜"が殺される。かろうじて保たれた平和のために、紛争解決の専門家"戦地調停士"と二人の騎士がその謎を追う。 文字通り「殺竜」事件を解決するために、次々と展開されるファンタジーの世界感を掴...

魔法や騎士、モンスターがいる世界で、絶対的な力を持つ"竜"が殺される。かろうじて保たれた平和のために、紛争解決の専門家"戦地調停士"と二人の騎士がその謎を追う。 文字通り「殺竜」事件を解決するために、次々と展開されるファンタジーの世界感を掴むのに少し手間取りましたが、「死んだ竜の謎」に対し上遠野浩平らしいロジカルな結末が付けられ、スッキリしました。 上遠野作品は何がしか世界感はつながってると聞いたことがありますが、ブギーポップの要素は多分ほとんどない?と思います。相変わらず登場人物達は流暢に理屈話を繰り出すので、やっぱりって思いました。もちろん、いい意味で(笑)

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2022/06/26

まだ序盤。20年前学生の時に買って読まないままになっていたものを読んでるところ。あの頃は二段になってる独特な書式がなんか苦手で読めなかったんだよなー。笑 今すごいワクワクしながら読んでるところ!この気持ち久しぶり!書式が理由で読まなかったとか当時の私のバカ!って思ってる。笑 2...

まだ序盤。20年前学生の時に買って読まないままになっていたものを読んでるところ。あの頃は二段になってる独特な書式がなんか苦手で読めなかったんだよなー。笑 今すごいワクワクしながら読んでるところ!この気持ち久しぶり!書式が理由で読まなかったとか当時の私のバカ!って思ってる。笑 2022/06/26 読了! 年取ったせいで長く座ってると膝腰痛くなるし、それに伴う集中力の低下とかあって、読みたい気持ちは有り有りなのに現実が伴わないのなー。歳取るって辛い。 謎解きに至るまでのてんやわんやはワクワクさんで、最後の謎解き部分はちょっと何言ってるか考えながら読んだ感じ。面白かったよー!88888888!

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2021/11/16

アトロクの推薦図書だったので こんな設定あり??という括りで 魔法世界で龍が密室で殺されたのを 論理的に解決していくとあるが この世界観のゴタゴタがほぼであり 龍の話は少し なのでこの戦争調停士シリーズが好きになれれば (後で調べたら6作あって、この作品は一作品目、ただ主人公...

アトロクの推薦図書だったので こんな設定あり??という括りで 魔法世界で龍が密室で殺されたのを 論理的に解決していくとあるが この世界観のゴタゴタがほぼであり 龍の話は少し なのでこの戦争調停士シリーズが好きになれれば (後で調べたら6作あって、この作品は一作品目、ただ主人公は戦争調停士でそれぞれ変わるらしい)

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2021/11/14

日下三蔵さん推薦 なにこれレベル3 密室の洞窟で殺されていたのは「不死身のドラゴン」でした ファンタジー×ミステリー ファンタジーの世界でも枠組みがキッチリしていればミステリーは出来るという事が分かる作品

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2021/03/28

タイトル通り、竜が殺される。その謎を解く。ミステリとファンタジー。魅力のありそうな人物たちはまったく掘り下げられない。意味深な過去があるようだが、あまり説明されずに終わる。物足りなかったのだが、シリーズを追えばいいのだろうか。

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2020/09/03

竜――人間の能力を凌駕し、絶大なる魔力を持った無敵の存在。その力を頼りに戦乱の講和を目論んだ戦地調停士・ED(エド)、風の騎士、女軍人。3人が洞窟で見たのは完全な閉鎖状況で刺殺された竜の姿だった。不死身であるはずの竜を誰が? 犯人捜しに名乗りをあげたEDに与えられた時間は1ヵ月。...

竜――人間の能力を凌駕し、絶大なる魔力を持った無敵の存在。その力を頼りに戦乱の講和を目論んだ戦地調停士・ED(エド)、風の騎士、女軍人。3人が洞窟で見たのは完全な閉鎖状況で刺殺された竜の姿だった。不死身であるはずの竜を誰が? 犯人捜しに名乗りをあげたEDに与えられた時間は1ヵ月。刻限を過ぎれば生命は消え失せる。死の呪いをかけられた彼は仲間とともに謎解きの旅へ!

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2020/04/28

不死身の竜はいかにして殺されたのかを探るファンタジーミステリ。 戦地調停士という職業も面白い。何が出来て何が出来ないのかという線引きがあまりなされていないので、色々な解決が想像出来てしまう。その点は別作者だが、「折れた竜骨」の方がしっかり練られている。 RPGみたいにあちこち旅を...

不死身の竜はいかにして殺されたのかを探るファンタジーミステリ。 戦地調停士という職業も面白い。何が出来て何が出来ないのかという線引きがあまりなされていないので、色々な解決が想像出来てしまう。その点は別作者だが、「折れた竜骨」の方がしっかり練られている。 RPGみたいにあちこち旅をして出会う楽しみが良い。近年のブギーポップより読みやすく感じた。

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2019/08/29

ミステリーというよりは、架空の世界観で起こる「事件」を本業のために解決する、"戦地調停士"という職業を軸にしたファンタジー。 一言で面白い! 完全に架空な世界観だし、土地名も人の名前も現実とかすりもせず正直覚えられない(笑)のに、すらすら読める。読みやすい。...

ミステリーというよりは、架空の世界観で起こる「事件」を本業のために解決する、"戦地調停士"という職業を軸にしたファンタジー。 一言で面白い! 完全に架空な世界観だし、土地名も人の名前も現実とかすりもせず正直覚えられない(笑)のに、すらすら読める。読みやすい。適度に説明をしてくれるからついていけないことは全くないし、かといってダラダラ説明ばかりということもない。 テンポがよくて、さすが上遠野浩平先生です。 圧倒的な超存在:竜が殺害される事件が起こり、仮面の戦地調停士のED、軍人のヒースロゥ少佐とレーゼ大尉の3人が旅をし、犯人探し(殺害方法の特定)を行う。 個人的には界面干渉学に興味が湧いた。 まぁこの学問で研究されることが、私たちの生きている現実なのだから、そら興味湧きますよね。 このシリーズは刊行が遅いらしいけれど、気長に文庫化を待って追いかけたいと思います。 第2巻「紫骸城事件」にも期待!^_^

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2018/08/03

文庫化されたので再読。このシリーズは、著者の最良のものの1つだと思うのですが、刊行ペースが遅く、残念です。異世界を旅をテーマに描く本書は、最初に読んだ時同様瑞々しく、多くの伏線を秘め、魅力的です。今読むと、five star storiesの影響を感じました。

Posted byブクログ

2018/07/03

戦士や竜や調停士や魔法といったファンタジー世界は本来苦手ジャンルだけど、タイガレーベルにハズレはないと信じて読んだら面白かった!キャラが良い。竜の威厳もすごい。界面なんとかって何?こっちの世界も存在するの?と、ワクワクがいっぱい。既存のシリーズのようなので、刊行が楽しみ。

Posted byブクログ