ファイフステル・サーガ(1) の商品レビュー
4/10. カレルは優秀過ぎてつまらない。切れ込み隊長も強すぎてつまらない。「終わりだ」の決め台詞はダサかった。カレルとヴェッセルは周りの女性を抱かないのは納得できない。
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師走トオル先生最新作。 師走先生の「火の国、風の国物語」は自分の中で戦記ファンタジーモノとして最高峰に位置しているのも有って同先生による再びの戦記ファンタジー開幕は楽しみで仕方なかった。 本作の舞台設定は198年前に魔王が居たが英雄たちによって倒されある程度平和が保たれている世...
師走トオル先生最新作。 師走先生の「火の国、風の国物語」は自分の中で戦記ファンタジーモノとして最高峰に位置しているのも有って同先生による再びの戦記ファンタジー開幕は楽しみで仕方なかった。 本作の舞台設定は198年前に魔王が居たが英雄たちによって倒されある程度平和が保たれている世界。そして主人公のカレルは特にこれと言って特別な能力は持っているようではないようだけど、遥か昔に滅びた魔王についての知識は誰よりも持っている。 世界観や主人公の設定は突出したものは無いけれど本作で特徴的と言えるのは<アレンヘムの聖女>がもたらす予知夢とその発動条件。自分のが死ぬ未来を体験できるがそのためには<アレンヘムの聖女>であるセシリアと同衾しなければならない……。この部分だけ見ると発表レーベルがアダルト系だったら「そういう」展開は確実に起きそうだ(笑) 死の予知夢と魔王に関する豊富な知識。それを武器にカレルが活躍する展開は始まったばかりということも有ってか本人の戦闘能力の低さのせいか、まだまだ抑えめのようにも感じられる むしろ、もう一人の主人公と言わんばかりに登場し、<魔王の左腕>を用いて人の心を読み策略を巡らせるヴェッセルと今後どのような絡み方をしていくのかが気になってしまう。 予知夢に従い<狂嗤の団>を率いるカレル、権謀術数を繰り広げるヴェッセル。「火の国、風の国物語」のあの二人を思い出せれる二人組が本格的に手を組み魔王相手に戦う展開は来るのだろうか? ラストはカレルの衝撃発言で次巻へ。や、何かしら誤謬を含んだ表現なんだろうけど、ちょっと次巻でどのような波乱溢れる展開が巻き起こるのか、カレルのアイディアがどのように戦乱を収束させるのかが気になってしまう
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んー、直球ど真ん中ファンタジー! 正直読み始めは、エルフやドワーフという単語を見ただけで食傷気味に感じてしまい、ストーリーも王道。なんか今更この手の読まなくても……と中断しなくて良かった。面白いじゃん! やはりありきたりを感じる箇所はある。そんな中でも、設定とその利用やキャラ...
んー、直球ど真ん中ファンタジー! 正直読み始めは、エルフやドワーフという単語を見ただけで食傷気味に感じてしまい、ストーリーも王道。なんか今更この手の読まなくても……と中断しなくて良かった。面白いじゃん! やはりありきたりを感じる箇所はある。そんな中でも、設定とその利用やキャラ立て、情報戦のスリルなど、王道ながらそれを少し外して盛り上げており、冒険譚として楽しく読めた。 ある意味、ファンタジーを読み始めた頃のワクワク感を取り戻せた気もする。ファンタジーに染まってない人にこそ勧めたい作。
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