麦の滴 の商品レビュー
大藩の一門浜松藩から菩提寺改修の折の責任者となり、分担金200両を割当てられる正紀と正広。 互いに小藩で金はない。 そして足を引っ張る敵対するものがいる。 今回は飢饉が続く米に入れて嵩を増やすための大麦の相場に足を踏み入れる。 大きな両替屋ではないが、銭の両替を営む跡取りの房...
大藩の一門浜松藩から菩提寺改修の折の責任者となり、分担金200両を割当てられる正紀と正広。 互いに小藩で金はない。 そして足を引っ張る敵対するものがいる。 今回は飢饉が続く米に入れて嵩を増やすための大麦の相場に足を踏み入れる。 大きな両替屋ではないが、銭の両替を営む跡取りの房太郎と、偶然知り合いになって二人は新しい分野へと分け入るのだった。 江戸の経済にまで踏み込んだ面白いアプローチの時代小説。
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第四弾 本家浜松藩と下妻藩主から仕掛けられた策略、菩提寺改築を押し付けられ二百両が 麦の値上がりで稼ぐ所を妨害され、今度は銭交換レートで しかし、山野辺の追う材木絡みの事件は、しかも二藩の黒幕は陰に隠れ 今後の展開は?
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井上正国の娘、2つ年上の京と結婚し下総高岡藩一万石の殿様になった井上(竹腰)正紀18歳の物語。殿様としてぎりぎりの状態、なんとか維持できるよう奮闘する、どちらかというと、せつない物語。千野隆司 著「麦の滴」おれは一万石シリーズ№4、2018.4発行。それにしても、今回は、全編が「...
井上正国の娘、2つ年上の京と結婚し下総高岡藩一万石の殿様になった井上(竹腰)正紀18歳の物語。殿様としてぎりぎりの状態、なんとか維持できるよう奮闘する、どちらかというと、せつない物語。千野隆司 著「麦の滴」おれは一万石シリーズ№4、2018.4発行。それにしても、今回は、全編が「金策」の話ばかり、辟易しました。
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たった1万石下総高岡藩に婿入りした正紀。持ち前の行動力でどうにか藩財政立直しに光が見えた矢先、本家菩提寺修復の役目を負わされる。婿仲間の正広と協力し、追落しを図る一派との対決に勝利できるのか。身重となった妻の京、無駄遣いの義理親、江戸での事件と、苦労は絶えない
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