狂歌絵師北斎とよむ古事記・万葉集 の商品レビュー
北斎の《百人一首姥かゑとき》の解説がベースになってるんだけど、あくまでベース。万葉集と古事記が絡むのは想定内として、裏読み深読みが広がると、ソシュール言語学から分析哲学から漢字の六書から暦から…きゃあ、待って!置いていかないで〜。2部構成ですが、第2部はほぼ万葉集の話。やったら表...
北斎の《百人一首姥かゑとき》の解説がベースになってるんだけど、あくまでベース。万葉集と古事記が絡むのは想定内として、裏読み深読みが広がると、ソシュール言語学から分析哲学から漢字の六書から暦から…きゃあ、待って!置いていかないで〜。2部構成ですが、第2部はほぼ万葉集の話。やったら表と数字が多いのは、著者のご専門が化学だからか。 それでも、ちょこちょこあるヘタウマ絵が自作っぽいのと、思い出したように北斎がさん付けされるのに、思わず笑ってしまった。
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