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脇役本 の商品レビュー

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2021/04/26

映画やテレビドラマ、舞台などで名脇役として活躍した人の著作や伝記などを紹介するとともに、それぞれの多彩な人生の軌跡を追う。 買ったときはやや分厚いので心配したが、一気に読むことが出来た。

Posted byブクログ

2018/05/04

旧作映画や往年の舞台で活躍した名脇役たち。かれらに関するたくさんの著書を古本の山から見つけ出す。知られざる素顔や、専門家顔負けの意外な分野での研究、波乱にとんだ生涯などを紹介する。加東大介、志村喬、古川緑波、芦田伸介、徳川夢声、浪花千栄子、伊藤雄之助、岸田森、若水ヤヱ子など七十数...

旧作映画や往年の舞台で活躍した名脇役たち。かれらに関するたくさんの著書を古本の山から見つけ出す。知られざる素顔や、専門家顔負けの意外な分野での研究、波乱にとんだ生涯などを紹介する。加東大介、志村喬、古川緑波、芦田伸介、徳川夢声、浪花千栄子、伊藤雄之助、岸田森、若水ヤヱ子など七十数人のバイプレーヤー、二百数十冊の本が大集合。単行本を大幅増補。 お名前を知らない方もたくさんいるのだが、こんな人がこんな本を書いているとか、この人にまつわるこんな本が、といった発見の連続で、実に楽しい。三國一朗さんが俳優だったとは、認識不足でした。

Posted byブクログ

2018/05/03

往年の名脇役の皆様の著書や関連書、遺族や友人による追悼本((葬式饅頭の代わりの)まんじゅう本というらしい)に関するコレクター解説本です。 著者は1974年生。映画やテレビで活躍されていた方だけでなく舞台中心で活動されていた方(つまり生で姿を知ることが叶わない)の著書まで、40代前...

往年の名脇役の皆様の著書や関連書、遺族や友人による追悼本((葬式饅頭の代わりの)まんじゅう本というらしい)に関するコレクター解説本です。 著者は1974年生。映画やテレビで活躍されていた方だけでなく舞台中心で活動されていた方(つまり生で姿を知ることが叶わない)の著書まで、40代前半の方が良くここまでマニアックに集めたものだと、その点だけでもかなり凄さを覚える内容です。 個人的に意外だったのは、小津映画でお馴染みの高橋とよさんがまだ海外渡航のハードルが高かった1950年代にパリに長期滞在した旅行記エッセイを出版していたことでしょうか。考えてみれば築地小劇場出身の由緒正しい新劇女優さんなのでそういうモダンな経験をしていても何の不思議もないのですが、役柄だけで役者さんを判断してはいけないという好例です。 また、映画『七人の侍』や数々の舞台で名を残す宮口精二さんが発行されていた演劇専門ミニコミ誌『俳優館』も気になりました。調べたところ図書館では国立国会図書館、早大演劇博物館、そして何故か同志社女子大で全号所蔵しているようです。 なお、巻末に本文に登場した書籍の著者・書名索引が掲載されていますので、多分レファレンスブックとしても使えると思います。

Posted byブクログ