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幸福について(文庫版) の商品レビュー

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2024/08/06
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ショーペンハウアーの生涯と『幸福について』を照らし合わせる歴史マンガ的な位置。 日本ではあまり情報がない女性彫刻家のエリザベート・ネイとの出会いから始まる。『幸福について』は要素をなぞるような程度で、学術マンガというよりは歴史マンガの印象が強い。でも面白かった。 『孤独を愛しなさい』 『孤独に耐えられない者が社交的になり、余計な悩みを増やしてしまう』 『日記は役に立つ』 『頭でっかちな知識だけで経験がないのは注釈だらけの本に似ている。経験だけで知識がないのは難しすぎてどう読んでいいかわからない古典と同じ。知識と経験をバランスよく身につけるには、毎晩寝る前に一日を振り返ると良い』

Posted byブクログ

2024/08/01

幸福とは自分自身で自分の享楽を見いだし、実行していくこと。それに夢中になれば、外部の享楽に関心がいかなくなる。外部に関心がいかなくなると、孤独になるが、孤独が最も自由に生きれる。そのためには孤独に耐えれるようになり、孤独を愛することが必要となる

Posted byブクログ

2023/12/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なるほど、わからん。 漫画でとっつきやすくはなっているが、難しいものはやっぱり難しい。 共感ポイント 「幸福の9割までは もっぱら 健康に基づいている 健全な身体に宿る 健全な精神が幸福のために もっとも重要な財産 筋肉は激しく用いれば強くなる これに反して神経は激しく用いれば弱くなる」

Posted byブクログ

2020/07/15

ショーペンハウアーの内なる人生との葛藤が、簡潔に描かれている。 哲人ヘーゲルに立ち向かった青年時代。第2の父としてゲーテを慕い、亡き父への想いを重ねる。そして一番弟子となるニーチェ。エリザベートへの仄かな想い。 哲人である以前に、ショーペンハウアーの人間らしさを充分に感じさせる。...

ショーペンハウアーの内なる人生との葛藤が、簡潔に描かれている。 哲人ヘーゲルに立ち向かった青年時代。第2の父としてゲーテを慕い、亡き父への想いを重ねる。そして一番弟子となるニーチェ。エリザベートへの仄かな想い。 哲人である以前に、ショーペンハウアーの人間らしさを充分に感じさせる。参考になる言葉は、枚挙にいとまがない。 本書の最後の言葉である。 「自分の中にある幸せを数えれば、あなたはすぐに幸せになれるよ」と。

Posted byブクログ

2018/10/26

こちらのコメントは「ツァラトゥストラはかく語りき」でご覧ください。 2018/11/01 更新

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