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日めくり子規・漱石 の商品レビュー

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2023/11/05
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 正岡子規(1867.10.14~1902.9.19、34歳で没)と夏目漱石(1867.2.9~1916.12.9、49歳で没)、第1高等中学校から子規の死まで濃密な人間関係を。俳人神野紗希が愛媛新聞に連載したコラムです。「日めくり子規・漱石 俳句でめぐる365日」、2018.3発行。①詩を書かん君墨を磨れ今朝の春(漱石)②今年はと思ふことなきにしもあらず(子規)③肩に来て人懐かしや赤蜻蛉(漱石)④漱石が来て虚子が来て大三十日(子規)⑤子規逝くや十七日の月明に(虚子)⑥たそがるる菊の白さや遠き人(龍之介)

Posted byブクログ

2019/04/04

愛媛新聞紙上で一年間連載したものを纏めた本。 子規、漱石、および門弟や交遊関係者等の俳句を一日一句紹介し、それに纏わるエピソードやその俳句を鑑賞する際のポイントの解説などがコンパクトに纏まってて、サラッと読めて面白かった。 (新書1ページに2日分掲載という、まさに新聞のコラムサイ...

愛媛新聞紙上で一年間連載したものを纏めた本。 子規、漱石、および門弟や交遊関係者等の俳句を一日一句紹介し、それに纏わるエピソードやその俳句を鑑賞する際のポイントの解説などがコンパクトに纏まってて、サラッと読めて面白かった。 (新書1ページに2日分掲載という、まさに新聞のコラムサイズの文字量しかないのでお手軽) 本書は発売日に購入して、それ以降、日めくり感覚で実際の季節にあわせて毎月読んで行ったので読了まで1年かかりました(笑) 元々、俳句の楽しみ方がちんぷんかんぷんで、ここに書かれている文豪エピソードが小ネタ的に楽しめそう!とそっちを楽しむ動機で買った1冊でしたが、1年継続して読んでみると、朧気ながら俳句の味わい方の入り口ぐらいは見えてきたと言いますか、苦手意識は軽くなった気がします。良書。

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