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近松よろず始末処 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/08/31

近松門左衛門、謎の美剣士、そして破落戸少年、そして一匹の利口な犬、鬼王丸。 このコンビで、よろず相談事を解決していく。 なかなか、面白い取り合わせで、時代エンタメとして、 そして軽い読み物として勧められる。 仇討ち騒動や幽霊退治など、よろず、世間は騒がしい。 だが、世間の...

近松門左衛門、謎の美剣士、そして破落戸少年、そして一匹の利口な犬、鬼王丸。 このコンビで、よろず相談事を解決していく。 なかなか、面白い取り合わせで、時代エンタメとして、 そして軽い読み物として勧められる。 仇討ち騒動や幽霊退治など、よろず、世間は騒がしい。 だが、世間のもめごとを面白がるという偽悪的な 見方の裏に、情だの、絆だの、少々厄介で扱い難い 思惑が隠されている。 三人の気持ちのやり取りもいいが、なんといっても、 鬼王丸の賢さが、微妙にもつれそうな関係を救っているか。

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2024/08/03

道頓堀の竹本座、近松門左衛門が営む探偵事務所で凸凹コンビが繰り広げる謎解き時代エンタメ。実際の近松作品にたくさんのifを盛り込んでいて楽しかった。仇討ちものばかり書いていた近松が曽根崎心中を書くまでの展開も良い。 江戸の暮らしと、人の世の面白さが感じられて面白かった

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2024/06/03

バディもの。 人形浄瑠璃の作者、近松門左衛門に雇われた破落戸(ごろつき、と読むの初めて知った!)虎が主人公。 身分の高そうな謎めいた浪人、少将とバディを組んで、よろずの問題を解決していく。 人形浄瑠璃は数えるほどしか見たことないが、上方の町の様子がいきいきと描かれてておもしろか...

バディもの。 人形浄瑠璃の作者、近松門左衛門に雇われた破落戸(ごろつき、と読むの初めて知った!)虎が主人公。 身分の高そうな謎めいた浪人、少将とバディを組んで、よろずの問題を解決していく。 人形浄瑠璃は数えるほどしか見たことないが、上方の町の様子がいきいきと描かれてておもしろかった。 これ児童書になるみたいだけど、子どもには難しそう。

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2020/03/24

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2018/04/post-6e8d.html

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2018/10/08

面白かったー。 軽く読めるのに、何気に奥が深いというか一章一章がきちんとしていており、きちんと片がつく感じが良い。 そして鬼王丸が可愛い。 終わり方も好みで良い。

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2018/10/08

時代小説だけれど、 現代小説を読んでいるような感じ。 主人公の虎彦くんが破落戸というよりも チーマーみたいだからか(苦笑)

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2018/06/22

近松が浄瑠璃のネタ目的で裏稼業を仕切るという設定。嫌いじゃないのにページが進まなかった。ワンコの鬼王丸がお利口すぎて、他はどうでもいいやという気になる。虎彦は言動がガキっぽくて、子供なのに二日酔い?と思ってしまうほど。実際は子供じゃなくて年下に見える設定とはいえ何かちぐはぐ。

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2018/05/29

元破落戸の青年と、“少将”と呼ばれる謎めいた青年が、近松門左衛門の営む始末処に依頼のあった事件を解決していく連作短編。わりとライトな雰囲気。 2018/5/29

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