馬体は語る の商品レビュー

治郎丸敬之(著者),競馬道OnLine編集部(著者),一口馬主DB

2018/04/15

これは一口馬主には非常に有用な教科書となろう。
概ね順調であった一口馬主生活であったが、どうしようもない外れ馬を引いてしまったことで自分に驕りがあったのではないか、勉強し直そうと思って購入した。期待以上の出来である。馬体の細かいパーツの解説、馬の育成等に関わる方々へのinterview記事は非常に勉強になった。とくに、健康な馬とはどのようなものか、ということを勉強でき、よかったように思う。
代表的種牡馬別の産駒の選び方においては、代表産駒の幼駒時代の写真がふんだんに用いられて解説されており、イメージが持ちやすい。
同時期に発売されたサラ●レ系列の馬の見方の本が机上の血統論が中心でがっかりさせる出来だったので、この教科書に出会えてよかったと思う。
惜しむらくは、一口馬主DBの有料会員登録する前に、発売してほしかった。

2018/04/06

馬の体の各部分の見方についてとてもわかりやすく説明されていて面白かった！
好ましい首の角度とその理由、体の高さと長さの違いとスプリンターとステイヤーの違いなどなんとなく聞いたことあったけどキチンと知らなかったのでためになりました。
顔つきや目、耳の方向を褒める馬体診断とか読んでも、「可愛い顔しているけど、それってレースの不出来に関係あるのかな〜？」と思っていたけど、集中力や従順さなんかの表れだったりするらしい。
基本的には一口馬主さんのための1歳馬の見分け方がメインの主題だけど、読むとパドックで走る馬を見つけられる…ような気分になりました^ ^

ジェンティルドンナの幼女の頃(1歳)の写真も載っていて嬉しい。