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一瞬の雲の切れ間に の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2023/11/21

「グラヴィエ・ドラン」の映画を観たばかり。 ある事故が起こって、関係する人々のそれぞれの感情の変化と揺れ。 最後の章だけ他と少し違った

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2020/07/07

うーん。残念ながら私はイマイチでした。 理由としては、それぞれの話の主人公(特に千恵子と健二)にあまり共感できず違和感が残るままだったこと。あと、私の読解力が足りないからかもしれませんが、文章が時々まわりくどすぎて一文読んだ後、作者が何を伝えたかったのか分からないことがあってそ...

うーん。残念ながら私はイマイチでした。 理由としては、それぞれの話の主人公(特に千恵子と健二)にあまり共感できず違和感が残るままだったこと。あと、私の読解力が足りないからかもしれませんが、文章が時々まわりくどすぎて一文読んだ後、作者が何を伝えたかったのか分からないことがあってその部分を何度も読み直さなくてはならなかったこと。 そのせいか終始読みにくく感じて最終章のインパクトもあまりありませんでした。

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2019/02/07

それまでは話の展開が気になる程度だったけど、最終章で一気にそれまでの些細な言葉までもが色を付ける。 何が切っ掛けかなんてわからない。

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2018/09/04

うーん、うーん、、、そりゃひと筋の光だろうけど…ちょっと拍子抜けしたかなー。最終章に入る前まではグイグイ読めたのだけども…

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2018/08/24

【あらすじ】 ある偶然が引き起こした、痛ましい死亡事故。突然の悲劇に翻弄される人間模様を、映画『エンディングノート』『夢と狂気の王国』の監督が独自の視点から描き出した連作短編集。「本の雑誌」2016上半期ベスト1に輝くなど話題騒然の傑作を文庫化。 【感想】

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2018/08/09

自分で店頭で買った本。 1つの事故の関係者にかかわる人たちの連作短編。 事故の内容が小学生の自転車と自動車の意図しない事故だったので読んでて痛ましいのだけど、それがメインではない感じのお話。 それぞれの人生とか考え方とか生き方とか、なんとももう少し頑張ってほしいと思ってしまう感じ...

自分で店頭で買った本。 1つの事故の関係者にかかわる人たちの連作短編。 事故の内容が小学生の自転車と自動車の意図しない事故だったので読んでて痛ましいのだけど、それがメインではない感じのお話。 それぞれの人生とか考え方とか生き方とか、なんとももう少し頑張ってほしいと思ってしまう感じだった。 最後の話でなんだろう、何か救われるというのとも違うかな、とにかく母と子を思ってしまった。 何とも私の表現力では表せない感情?が静かに感じられた本でした。 最終章の話は最後の数行を書くためだけの話で、あの内容の物である必要は感じられないですかね。 他の話はしっとり読めたので☆3つ。かな。

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2018/06/19

ある偶然が引き起こした、少年の痛ましい死亡事故。突然の悲劇に翻弄される人間模様を、五人の語り手で綴る連作短編。 各人の心の痛みが粛々と語られる。癒す術がない大きな喪失感が、読み手の心にも伝わってくる。そこに、意外な登場人物の突然の告白が、物語を立体的にする。この小説技法は映像作家...

ある偶然が引き起こした、少年の痛ましい死亡事故。突然の悲劇に翻弄される人間模様を、五人の語り手で綴る連作短編。 各人の心の痛みが粛々と語られる。癒す術がない大きな喪失感が、読み手の心にも伝わってくる。そこに、意外な登場人物の突然の告白が、物語を立体的にする。この小説技法は映像作家だからできるのでは。

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2018/12/09

交通事故により幼い命が失われる。 それにより変わる人生の流れ。 それが5人の視点から語られる。 残された母は今後、幸せになるのだろうか。 人はなんて自分勝手なのだろう、とも思う。 星3つに近い2つ。

Posted byブクログ

2018/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

少年の命を奪った痛ましい交通事故。その事故に関係する「加害者」「加害者の夫」「加害者の夫と不倫関係にある女」「被害者の母」「事故の目撃者」の5人の目線による連作短編。 被害者の母の空虚感、加害者の慟哭、加害者である妻に運転させるに至る原因を作った夫のうしろめたさ。それぞれの後悔と、生きていく辛さが積み重なっていき、読むにつれて辛くなる。 最後の章がどこに着地するのか全く分からずに読み進め、ラストにやっとその意味が分かるとき、なんともやるせない感じが襲う。ん~、あんな手紙貰っても・・・母親は嬉しかったのかな・・・終わり方が納得できない。ただ、ラストの雲の切れ間の光は映像向きな作品ではあるかもしれない。

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2018/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さんざん事故関係者の章で話を紡いできたのに、最終章でポッと出のストーカーの告解の話になってゲンナリ。 息子を失った母親の再生物語だけで十分だろうに。

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