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じっと手を見る の商品レビュー

3.6

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    43

  3. 3つ

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2024/05/07

介護職に縁がないからか、主人公の海斗と日奈に共感できるところは少なかったが、男女の恋愛感の違いなどがよく描かれていると思った。

Posted byブクログ

2024/03/31

介護士、ケアマネージャー、社会福祉士 介護士の仕事、過酷で低賃金 若さの至りで結婚していい人の見極めができない 育ちの違いで人生は変わるもの なんか複雑 それを乗り越えて皆んな頑張っている

Posted byブクログ

2024/02/10

富士山登りたいっす ってな事で、窪美澄の『じっと手を見る』 富士山の見える田舎で起こるドロドロな三角関係?四角関係? それぞれに抱える生活環境と生きてく辛さの中で、お互いがお互いに自分を、相手を、騙し騙ししながら生きてくその先は……。 誰も幸せに成れないのに、誰かに縋って...

富士山登りたいっす ってな事で、窪美澄の『じっと手を見る』 富士山の見える田舎で起こるドロドロな三角関係?四角関係? それぞれに抱える生活環境と生きてく辛さの中で、お互いがお互いに自分を、相手を、騙し騙ししながら生きてくその先は……。 誰も幸せに成れないのに、誰かに縋ってないと生きていけない。 じゃが、突如振り払われてしまったりと負のループがエンドレスに続く様な感じじゃね。 窪美澄さんの、あの描写は今回は控え目じゃったかな? 2019年33冊目

Posted byブクログ

2024/02/04

読了感が良いのか悪いのか、よくわからない。 物語から、人の弱さと強さがチラリと見える。 この著者の性的描写が苦手。 好みが分かれそうな一冊。 自分には正直合わなかったかなぁ。 読み終わって何を感じるべきなのかが、よくわからなかった。

Posted byブクログ

2024/01/08

その時々の登場人物たちの行動は正解不正解でジャッジはできないけど、何年か経って、伏線が回収されるように、それぞれの居場所にもどっていくような姿がとてもよかった。 どんな日々も間違いじゃないって背中を押されるような気持ちになりました。

Posted byブクログ

2023/12/28

「そのなかにある、みずうみ」 独り生きている姿は。 相手が求める返答をしなければならない時に、馬鹿正直に本音を語ってしまったら目に見えて落胆されて辛いだろうな。 「森のゼラチン」 求めている人は違い。 傍にいるけれど気持ちはないと分かっているからこそ、乱暴なことをしてでも自分と...

「そのなかにある、みずうみ」 独り生きている姿は。 相手が求める返答をしなければならない時に、馬鹿正直に本音を語ってしまったら目に見えて落胆されて辛いだろうな。 「森のゼラチン」 求めている人は違い。 傍にいるけれど気持ちはないと分かっているからこそ、乱暴なことをしてでも自分という存在を認識させいのだろうな。 「水曜の夜のサバラン」 生き急いだ結末とは。 こんな状況になるまで放置していたうえに、一番手のかかる時期には何もせず突然父性が芽生えたなどと言われてもな。 「暗れ惑う虹彩」 全てをリセットした。 実際に行って見てみることにより、自分の考えがどれだけ甘く安易なことだったかを思い知らされた瞬間だったろうな。 「柘榴のメルクマーク」 逃げて傷つけた二人。 心のどこかで甘い考えを捨てきれずに持っているからこそ、中途半端なことをして自分だけ気楽に生きたかったのだろ。 「じっと手を見る」 曖昧な関係を続けて。 誰のせいでと問われても答えなど無いが、先天性以外に有り得ないものだと無意識に自分を責めるか軽蔑するかだよな。 「よるべのみず」 帰ってきた家は脆く。 ずっと住んでいたとしても老朽化は少しずつ進むのだから、今ではなくともいつかは限界がくるのは目に見えてただろ。

Posted byブクログ

2023/12/27

「誰かと一緒にいたって、よるべない夜がまたくるんじゃないか。それでも。」 「人の体は永遠に繁茂する緑ではない。けれど、永遠じゃないから、私はそれがいとおしい。」

Posted byブクログ

2023/09/27

誰も幸せじゃない それでもそのままだし どうしようもないのか どうすることもできないのか なんだかモヤモヤしたまま・・・ じっと手を見る??

Posted byブクログ

2023/08/06

【あらすじ】 大切な人を、帰るべき場所を、私たちはいつも見失う――。読むほどに打ちのめされる! 忘れられない恋愛小説 富士山を望む町で介護士として働く日奈と海斗。老人の世話をし、ショッピングモールだけが息抜きの日奈の生活に、ある時、東京に住む宮澤が庭の草を刈りに、通ってくるよう...

【あらすじ】 大切な人を、帰るべき場所を、私たちはいつも見失う――。読むほどに打ちのめされる! 忘れられない恋愛小説 富士山を望む町で介護士として働く日奈と海斗。老人の世話をし、ショッピングモールだけが息抜きの日奈の生活に、ある時、東京に住む宮澤が庭の草を刈りに、通ってくるようになる。生まれ育った町以外に思いを馳せるようになる日奈。一方、海斗は、日奈への思いを断ち切れぬまま、同僚と関係を深め、家族を支えるためにこの町に縛りつけられるが……。 『自分とそれ以外の誰かを寸断するような何かが。誰とも僕は深く心を通い合わせたくない。自分以外の誰かに自分を理解されたくない。誰かのことをわかった気持ちに簡単になりたくない。』 【個人的な感想】 想像していたより現実味のある穏やかな恋愛小説だった。

Posted byブクログ

2023/07/23

暗くて重くて終始陰鬱な印象。 ハッピーエンドの恋愛ものなはずなんだけど、 私はちょっと気持ちが晴れないというか、 引きづられてちょっと落ちてしまった… 読むときのこちらの気の持ちようなのかな?!

Posted byブクログ