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まちを楽しくする仕事 の商品レビュー

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2018/08/31

滋賀県栗東市の職員である著者が、まちづくりの現場と研究を通じて、まちづくりに奔走したプロセスを振り返りながら、まちを楽しくするための方法論や改善・改革の視点を考察。著者が関わった、東海道ほっこりまつり、里山である観音寺集落での景観まちづくり、市街地である安養寺地区での景観まちづく...

滋賀県栗東市の職員である著者が、まちづくりの現場と研究を通じて、まちづくりに奔走したプロセスを振り返りながら、まちを楽しくするための方法論や改善・改革の視点を考察。著者が関わった、東海道ほっこりまつり、里山である観音寺集落での景観まちづくり、市街地である安養寺地区での景観まちづくりなどを事例として紹介している。 まちづくり論として、とりたてて目新しい考え方が示されているようには思わなかったが、著者の紹介する事例は、公務員と住民との協働によるまちづくりの貴重な実践例であると感じた。また、公務員がまちづくりに関わる場合の継続性の問題、行政の無謬性の克服など、著者の指摘する公務員・公務についての課題はもっともなものであると思った。 また、栗東市における新幹線新駅計画の中止を題材に、公共事業の政策転換についても考察されているが、このような公共事業の政策転換は、評者のような部外者から見れば評価しうるものであっても、当事者・関係者にとっては多大な影響を及ぼすものであり、事業のフェーズに応じた慎重な判断が求められるということを認識させられた。

Posted byブクログ

2018/07/20

地域貢献に興味があり、町の活性化のヒントがつかめるかと読んでみる。 地域の特徴をアピールし盛り上げられる「祭り」ってことか? 大学もあり市とコラボして何かしようとしているのは知っているが、なかなか目立たないね。「学生を巻き込む」と言うのも一つのキーワードか

Posted byブクログ