しかけに感動する「京都名庭園」 の商品レビュー
圓光寺の秋、紅葉 「楓葉は霜を経て紅なり」 真如院 川に変化する様子を青い平板石で表した「うろこ石」 十月終わりから十一月に公開 並河靖之七宝記念館の貴船石 南禅寺 金地院
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専門的なことはもちろん、歴史的背景や、御住職の話など、盛りだくさんの内容でとても面白かった。 私の大好きな雲龍院さんも解説されていて、特別な庭師が入っていないお庭だったと知り、驚いた。 雲龍院さんは、著者も書いているが、豪華ではないけれど、ホッとするお庭。 時々、無性に雲龍院さん...
専門的なことはもちろん、歴史的背景や、御住職の話など、盛りだくさんの内容でとても面白かった。 私の大好きな雲龍院さんも解説されていて、特別な庭師が入っていないお庭だったと知り、驚いた。 雲龍院さんは、著者も書いているが、豪華ではないけれど、ホッとするお庭。 時々、無性に雲龍院さんに行きたくなる。 過去に一度予約をしていたけれど、館長のお身内にご不幸があり、予約が流れてしまった重森三玲庭園美術館も掲載されており、「やはり拝見したい!!」熱が復活している今(笑) 行っちゃおうかなー。。。。 そのほかのお庭も、自分が好きなお庭が多く掲載されていたので、とても楽しく読めた本。 若い頃は、日本庭園に興味がなかったな。。 なんで砂と岩なの?と思っていた。 著者じゃないけれど、色とりどりのお花が咲き誇る西洋庭園の方が好きだった。 でも、歳を重ねて、今では日本庭園の方が落ち着く。 日本庭園は、想像力がものをいう。 想像力に壁はないから、ずーっと色々なことを妄想できる。 自分の好きなように。 それが良いのかもしれないなー。
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庭園愛は熱いし、関係者によく取材されていて、庭のディテールに注がれる視線はさすが専門家で類書にはない蘊蓄が聞けます。また、紫式部から海外の作家まで引用される幅が広く、山崎豊子さんの庭園描写は美しいと感心しました。啓発されることが多く、すぐにでも京都に行きたくなります。う〜ん、コロ...
庭園愛は熱いし、関係者によく取材されていて、庭のディテールに注がれる視線はさすが専門家で類書にはない蘊蓄が聞けます。また、紫式部から海外の作家まで引用される幅が広く、山崎豊子さんの庭園描写は美しいと感心しました。啓発されることが多く、すぐにでも京都に行きたくなります。う〜ん、コロナ憎し。
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