じてんしゃがしゃがしゃ の商品レビュー
[江東区図書館] 読み聞かせ用にと借りてきた一冊。 友達が補助輪を外す中、自分の怖さや練習過程の問題だけでなく、「お父さんが出張から帰ってきたら外す」という、パパとの繋がり、絡みも交えた本。「補助輪を外す」というエピソード面からは、1年生~3年生くらいにいい本だと思うけれど、お...
[江東区図書館] 読み聞かせ用にと借りてきた一冊。 友達が補助輪を外す中、自分の怖さや練習過程の問題だけでなく、「お父さんが出張から帰ってきたら外す」という、パパとの繋がり、絡みも交えた本。「補助輪を外す」というエピソード面からは、1年生~3年生くらいにいい本だと思うけれど、お父さんとの約束を自分の中で大きく受け止めている息子、そして最後、簡単にとはいえ、ぼくが大きくなってその息子、大地への繋がりまでを語る流れからも、どちらかというとそちらの方が重きをなしているように思えた。 そう捉えると、「筆者はパパ?半分実経験?」と思ったけれど、筆者は女性。そして絵柄は少々面白い。これが、「エッチング」技法の特色なのかな??特に子供が自転車にのれて、お父さんが後ろから声をかけているシーン。素人目には何がどうなっているのかわからないながらも、色のせいか?遠近法のせいか?その技法のせいか?特に筆のタッチが異なるとも思えないのに、風景から人物が浮き立って見えて、少し面白い画法だった。
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ぼくのじてんしゃには まだ補助輪がついている。 みんなは もうはずして補助輪なしで走れます。「なんで、はずしてもらわないの?」。 おかあさんも「はずしてあげる」と言います。 でも、はずせない理由があって…。 父と息子の約束のものがたりです。
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