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自分の頭で考えたい人のための15分間哲学教室 の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2023/09/20

言葉について。実在するから言葉が生まれるのではなく、言葉があるから実在するという考え方を、言語論的転回という。私は以前からこの考え方にシンパシーを感じていたが、その感覚に変化があった。言葉がなくてもモノ自体は実在しているが、言葉がないと認識できない、これが自分の思想な気がした。同...

言葉について。実在するから言葉が生まれるのではなく、言葉があるから実在するという考え方を、言語論的転回という。私は以前からこの考え方にシンパシーを感じていたが、その感覚に変化があった。言葉がなくてもモノ自体は実在しているが、言葉がないと認識できない、これが自分の思想な気がした。同じなのかな?自分的には筆者が言語論的転回と言うものと自分の感覚は少し違う気がした。

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2021/09/25

本書は著者が世の中の様々な事を哲学的に考えていくものです。哲学なので当然そのまま受け取るのではなく、自分で考えて読み進めなければいけない。 よって、読むのに疲れ、時間がかかりました。元気で時間のあるときな読むことをお勧めします。 信じる人の数の多さはそれが真実だという証拠にはな...

本書は著者が世の中の様々な事を哲学的に考えていくものです。哲学なので当然そのまま受け取るのではなく、自分で考えて読み進めなければいけない。 よって、読むのに疲れ、時間がかかりました。元気で時間のあるときな読むことをお勧めします。 信じる人の数の多さはそれが真実だという証拠にはならない。 ソクラテスは、世の中の一般常識や既成概念をただ受け入れるのではなく、一つ一つ慎重に論理的に考えてみて、本当にそれが真実なのか、それが正しいのかを判断すべきだと言った。生きていると多数派の意見に流されてしまうことも多いと思いますが、立ち止まって自分の頭で考え、自分で決めなければいけない。 おしまいにあります。 すべては「自分は何を考えるべきなのか」からスタートする。 重要なのは[あなた]にとっての真理を見つけること、[あなた]がそのために生き、そのために死ぬことができるような理念を見つけることである。 そしてソクラテスの言葉で締めくくります。 「吟味なき人生は生きるに値しない」

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2021/03/24

哲学書にしては読みやすく、万人向け。 ただその分内容は浅く、私たちに考える事を促すよりはむしろ 先人たちの考えを広く浅く紹介することに重きを置いていると感じた。 (1日1章ずつ読むのなら、読者が考える機会を得るきっかけになるのかもしれない) この本をきっかけに、気になった哲学者を...

哲学書にしては読みやすく、万人向け。 ただその分内容は浅く、私たちに考える事を促すよりはむしろ 先人たちの考えを広く浅く紹介することに重きを置いていると感じた。 (1日1章ずつ読むのなら、読者が考える機会を得るきっかけになるのかもしれない) この本をきっかけに、気になった哲学者を他の専門的な本で深めていくのがおすすめの楽しみ方だ。

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2020/08/17

哲学というのは答えの出ない問題を考え続けることなんだなと改めて感じた。 「神はいるか」「全ては運命で決められているのか/自由意志はあるのか」「完全な社会は作れるのか」などなど知的で危険な思考実験が盛り沢山。 紹介されている哲学者には偉大な数学者や自然科学者として名を残している人...

哲学というのは答えの出ない問題を考え続けることなんだなと改めて感じた。 「神はいるか」「全ては運命で決められているのか/自由意志はあるのか」「完全な社会は作れるのか」などなど知的で危険な思考実験が盛り沢山。 紹介されている哲学者には偉大な数学者や自然科学者として名を残している人も多い。これは自然科学系の学問を研究する上で哲学的なアプローチがいかに大切かということ、つまり『哲学がいかに実社会に有用か』ということを示唆していると思う。 完全に余談だけど、ソクラテスやプラトン、デカルトにカント、ハイデッガーにロールズ、偉大な哲学者達がみんな天国で一同に会して日がな一日議論に明け暮れていたらどんなにか素晴らしいだろうか、そんなことを妄想した。 ただ、どの問題も実証も反証も不可能なので、結論が出ないのは仕方ないにしても、どの問題も投げっぱなしの宙ぶらりんで終わってしまっているのでもう少し各章を深掘りされてるとよかった。 “15分哲学教室”だから仕方ないんだけどね。 あと紹介されている哲学者のほとんどがほとんど西洋哲学からだったのでもう少し東洋も紹介してほしかったかな。 でもとっかかりとしては良い本でした。

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2020/02/17

哲学に興味をもつきっかけとしては良いかも。ただ、色んな人の言葉とかが出てきて、全体像は掴みにくい部分もある。

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2020/02/02

毎朝読みました。 哲学者達の言葉は自分の心に刺さることもありますが、今の心境に同意できない言葉はやはり否定してしまいます。 読み始めてから、気づけばぼーっと考えこんでる自分がいます。 「人が存在するには、ただ生きながらえるだけでなく、生きる目的を見つけなければならない」ドストエフ...

毎朝読みました。 哲学者達の言葉は自分の心に刺さることもありますが、今の心境に同意できない言葉はやはり否定してしまいます。 読み始めてから、気づけばぼーっと考えこんでる自分がいます。 「人が存在するには、ただ生きながらえるだけでなく、生きる目的を見つけなければならない」ドストエフスキー それを探して哲学書を読んでいる方も多いと思います。 わかりやすく書かれているので、読んで良かったです。

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2019/12/31

2019年最後の読書はkindleで。 未来はすでに決まっているの? 神はいるの? 幸せになるにはどれくらいお金は必要なの? 動物に魂はあるのか? AIに将来意志を持つの? 哲学は終わりなき探求らしい。 自分は何を考えるべきなのかを問う。 個人的には積読という状況を表す 英語の言...

2019年最後の読書はkindleで。 未来はすでに決まっているの? 神はいるの? 幸せになるにはどれくらいお金は必要なの? 動物に魂はあるのか? AIに将来意志を持つの? 哲学は終わりなき探求らしい。 自分は何を考えるべきなのかを問う。 個人的には積読という状況を表す 英語の言葉がないことがショックでした 2020年はきっと良い年になると信じたい。

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2019/12/15

幅広いテーマについて、関連する哲学者や議論を簡単に紹介している本。 どちらかというと入門書であり、深ーいところの話は無いので、気になったテーマをさらに個々の哲学者の本で追う、という使い方が良いかなと思いました。

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2018/07/03

哲学の入門書というと、大抵時系列で哲学者とその思想が述べられていく、というのが定番。しかしこの本はテーマごとに、哲学者たちがそれについてどう考えたか、ということが述べられている。当たり前だが、結論は書いてない。思想家たちが残した道しるべを頼りに、自分で思索を進めろということなのだ...

哲学の入門書というと、大抵時系列で哲学者とその思想が述べられていく、というのが定番。しかしこの本はテーマごとに、哲学者たちがそれについてどう考えたか、ということが述べられている。当たり前だが、結論は書いてない。思想家たちが残した道しるべを頼りに、自分で思索を進めろということなのだろう。書名には「15分」とあるが、15分をどう使えとも指示がない。テーマごとに15分でもいいし、15分ずつ思索をしてもいいのだろう。 ビジネス書のようなものに慣れていると、要点だけを掴もうとしてしまうが、この本にその方法を適用してしまうと、要点らしきものがあまりないので、スラスラと読めてしまう。しかし、この本はそういう読み方をすべきでない。解決するのが難しく、しかも自分に関係のある古今の問題がズラリと並んでいる。これにどう取り組むかは自分次第。折に触れて読みたいと思う本である。

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2018/06/27

考えることが好きなので、興味深い感じで読めた。 神の存在一つにしても、宗教が違えばもう全く根本から違う、どこでどんな風に生きるかが本当に一番重要なのかなと思った。 世界は広いし、今の悩みだって正解はきっとないのだろうと心が軽くなれた。

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