CHANGE! の商品レビュー
データを重視した采配を振るうラミレス監督の野球観が書かれた一冊。この本を読むと一見奇抜に見えるラミレス監督の「8番にピッチャーを起用」する理由などがわかる。 個人的に非常に印象的だったのは、ラミレス監督のヤクルト時代のエピソードから学べた「謙虚になることと他文化を受け入れる大切...
データを重視した采配を振るうラミレス監督の野球観が書かれた一冊。この本を読むと一見奇抜に見えるラミレス監督の「8番にピッチャーを起用」する理由などがわかる。 個人的に非常に印象的だったのは、ラミレス監督のヤクルト時代のエピソードから学べた「謙虚になることと他文化を受け入れる大切さ」だ。 メジャーリーガーだったラミレスは、「3割、30本、100打点」は達成できるだろうとかんがえていたが、日本とアメリカの配球の違いに苦しみ思ったような成績を残すことができなかった。そんなときプロ野球選手にすらなっていない通訳から、「日本の文化を学んでみたら」と言われたときに、ラミレス選手は元メジャーリーガーのプライドから憤慨したが、後に通訳のアドバイスを受け入れ日本文化を学んだことにより配球のもとになる考え方がわかり打てるようになったという。
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いままでいろんなメディアにラミレスが語っていた采配の考えや外国人として大成する秘訣を,より深く語っているのでディープなファンでも興味深く読める. ただし,「2013年に左翼の定位置をラミレスから奪ったのが筒香」と記されているなど,史実の誤記も少しあるのでそこはちょっと残念.
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