スバラシク実力がつくと評判の解析力学 キャンパス・ゼミ 改訂2 の商品レビュー

馬場敬之(著者)

2019/04/25

正準量子化をより理解するために自習用として購入。位置と運動量が独立であることから説明してくれている点が嬉しい。本文中に量子力学との関係について記述があるだけでなく、改訂版からは巻末の付録にも基礎事項がまとめられていて便利になった。個人的に感動したのは、単振動の楕円形のトラジェクトリの面積が量子力学のプランク定数に対応するということ。物理的な解釈は分からないが、ハミルトニアン形式の力学がミクロな世界の記述に便利であることがよく分かった。