乗客ナンバー23の消失 の商品レビュー
ページターナーであることは間違いない。でも、年と共に痛いシーンがダメになっているので、それがちょっとつらかった。 この残虐シーン必要かな?と思ってしまうところも。読み終えてみれば確かに、”家族の物語”ではあるのだけれど。
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毎年、世界で2700万人が豪華客船に乗って船旅を楽しんでいるそうです。そして年間で平均23人の失踪者がいるそうです。そんな豪華客船が舞台。 5年前に妻と息子が豪華客船「海のスルタン」で行方不明になって自殺で処理された刑事が、同じ船の分譲型の一室に住み込む富豪の老女に雇われて2ヶ月前に失踪した母子を捜す依頼を受けます。2ヶ月前に失踪した娘の方を老女が船内で目撃したということで。 次々と行方不明者を出す海のスルタン号では何がおきているのか? 5年前と2ヶ月前と現在進行形の事件が絡んで人物整理をしながら読まないとごっちゃになるかも。 著者あとがきのさらに後で後日談があるのも面白いです。
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サイコ、幼児虐待、自殺サイト、殺人依頼の裏面サイト、もううんざりだ。 豪華クルーズ船という密室での相次ぐ人間消失、消えたはずの少女の出現、いわくありげなプロローグだったが、異常な性的虐待だらけの動機に嫌気がさしてしまった。登場人物がみなプロットの走狗に過ぎないから、こちらもただ読...
サイコ、幼児虐待、自殺サイト、殺人依頼の裏面サイト、もううんざりだ。 豪華クルーズ船という密室での相次ぐ人間消失、消えたはずの少女の出現、いわくありげなプロローグだったが、異常な性的虐待だらけの動機に嫌気がさしてしまった。登場人物がみなプロットの走狗に過ぎないから、こちらもただ読み流すだけである。囮捜査官はいいが、わざとHIVにかかる?ヘロイン打つ?なんか変だ。 エピローグが作者はお気に入りのようだが、これはむしろ予想通りと言うべきで、図書館から借りて自分がお金を出していないことが救いだった。
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終盤のスピード感は圧倒的。 ちょっと変な感じのプロットなのですが、セバスチャン・フィツェックってこういう感じなのでしょうか。
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複雑なストーリー、どんでん返しは好みなはずなのに、テクニックが先走りすぎて、そんなに楽しめなかった。プロットが先にあって、後から無理やり人物を当てはめた感あり。
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驚きに満ちている。豪華客船で姿を消したと思われた少女が2ヶ月後に姿を現した。それだけで興味を掻き立てられるし本当に面白い。だけどラスト数十ページの面白さはゾクゾクする。伏線の回収と次から次へと起こる驚き。洋上で人がいなくなるという問題とミステリーを上手く合わせ他にない物語になっている。主人公の苦悩、家族への想い。犯人の動機、思惑。どこを取っても素晴らしい。最後の1ページまで油断できない。
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【ドイツの最終兵器が放つドンデン返しサスペンス!】次々に乗客が消える客船に妻子失踪の謎を解くべく乗船した捜査官が直面する謎また謎。一件落着と思わせて連続ドンデン返しが炸裂!
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