まいにち!「学び合い」 の商品レビュー
川西先生のいいなぁと思うところはご自分の考えにしっかり芯をもたれているところ。 『学び合い』についての本だけど人としてどう在るか、 そんな示唆に富んでいる。 『学び合い』はあくまで目に見える形であり、1つの手段に過ぎない。 "一人も見捨てない"、"...
川西先生のいいなぁと思うところはご自分の考えにしっかり芯をもたれているところ。 『学び合い』についての本だけど人としてどう在るか、 そんな示唆に富んでいる。 『学び合い』はあくまで目に見える形であり、1つの手段に過ぎない。 "一人も見捨てない"、"10年、20年後、それ以降にどんな大人になってほしいか" そんな願い、考えが表出した1つの方法であると思う。 だから実践するときに形にこだわりすぎるのは危険。 赤坂真二先生はクラス会議入門で P89「実践するときは、方法よりもねらいを大事にする」と 書かれている。 方法を大事にしだした途端目の前の子どもたちが見えなくなるのだと思う。 "目の前の子どもの実態→願い→ねらい→方法"という 当たり前の流れが倒壊する。 目の前の子どもがなくなるということは、 教師の存在意義すら問われるような気がする。 やっぱり目の前の子どもたち、その一点が特に大事。
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